このコーナーでは、市立病院のみなさんの思いをお伝えしていきます。当面、隔月掲載の予定です。
■肺炎は高齢者の友?
4月から上野原市立病院に赴任しました。内科医の浮田健太朗(うきたけんたろう)です。
昨年は、香川県立中央病院の呼吸器内科・総合診療科で勤務しておりました。呼吸器内科で診ることのある病気で多いのは肺炎です。「高齢者の友」とも言われている肺炎ですが、毎年10万人ほどが肺炎で亡くなっているとされています。
肺炎の死亡率を下げるものとして、口腔内衛生と肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンが挙げられます。歯科医院に定期的に通って、65歳を超えてからは定期接種の肺炎球菌ワクチンを打って、また、インフルエンザワクチンも忘れずに毎日元気に暮らしていきましょう。
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