■笑顔で接する
知り合いと会ったとき、とっさに名前が出てこないことがたまにあります。会話の最初にお互いの名前を呼び合い挨拶をすることによって心と心が通じ合うことがあると思います。名字だけでなく下の名前も呼ばれたときは、より一層親しさが深まります。フルネームを知ることはお互いに相手を尊重する意味からも大事なことだと私は捉えています。しかし、名前の表記については最近いろいろと問題になっています。
先日、行政機関において職員の名札を名字だけの表記に変更するという話を耳にしました。さらに大手コンビニ2社が、店舗で働く従業員の名札の表記を本名以外にすることを可能にした、という記事も目にしました。理由は、どちらも安心して働ける職場の環境づくりのためだそうです。
最近、お店や行政機関、会社などの窓口でお客さんからの乱暴な言葉遣いがあったというニュースも伝わってきます。お店は、お客さんが商品やサービスを購入してくれることで成り立っていますが、同時にお客さんもそれらを購入することによって生活が成り立っています。立場に関わらず、お互いがお互いを尊重し合う関係を築いていく必要があると思います。相手の立場になって笑顔で穏やかに接したいものですね。そして、下の名前まで名札に表記することに何ら問題がない安心安全な地域社会の実現が求められています。
皆さんは、普段どんなことを心がけていますか。
問い合わせ:市男女共同参画推進委員会(総務課総務担当内)
【電話】62-3117
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