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新春特別対談 SPECIAL CROSSTALK(1)

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山梨県上野原市

◆3×3(スリーエックススリー)で拓(ひら)く スポーツの街、上野原市
○3×3(スリーエックススリー)とは
ストリートバスケットボールとして、世界各地で自由なローカルルールのもと親しまれてきた3人制のバスケットボールです。「スリーオンスリー」や「スリーバイスリー」などとも呼ばれており、若者を中心に支持を集め、五輪正式種目としても採用されています。

◆上野原市長 村上 信行

◆UENOHARA SUNRISE.EXE長谷川 惠一さん
○プロフィール
1985年生まれ、新潟県出身。高校、大学、実業団に至るまでバスケットボール選手として活躍し、インカレ準優勝や国体ベスト8など、華々しい実績を残す。2019年からは3×3のプロ選手に転身し、2021年に一度競技から退くも、上野原サンライズの立ち上げとともに現役復帰。チームの強化担当兼テクニカルアドバイザーを務めながら選手としても活躍中。また、トレーニングジムの経営やパーソナルトレーナー、恋愛リアリティーショーなどのテレビ出演、モデル活動など、多方面で活躍中。

◆(株)山梨プロスポーツオフィス立川 光昭さん
○プロフィール
1976年生まれ、上野原市出身。「上野原サンライズ」の運営会社である「株式会社山梨プロスポーツオフィス」の会長としてチームの運営に携わっているほか、グループ70社の会長を務めながら、消費行動心理学を用いて数々のヒット商品を生み出してきた。その顕著な実績から「行列請負人」などとも呼ばれ、広告宣伝業界注目の存在。また、スポーツ業界でも、バレーボールV1リーグのヴォレアス北海道やバスケットボールB3リーグの香川ファイブアローズの株主や執行役員としても活躍中。

◆初のシーズンを振り返って

○上野原サンライズが昨年の5月から戦ってきたリーグの2024年シーズンを振り返った感想や課題などをお聞かせください。

長谷川さん:まず、チームの強化担当という面からお話しますと、選手全員大きなケガもなくリーグを戦い抜けたことは、まず良かったと思っています。ですが私自身、選手以外に運営側に回るといった経験が初めてだったので、そこはやっぱり難しかったですし、選手集めから最後に至るまで結構苦労しました。運営みんなで一生懸命取り組んでいても、いろいろ問題が起こる中で、リーグを最後まで戦い抜けたことは、本当に良かったと思います。
選手という面では、目標に掲げていたプレーオフ(優勝決定戦)進出ができなかったことが非常に悔しくて、できたばかりのチームだからといって弱いというのは本当に嫌だったので、勝てるチームにしたかったということが今期の課題にもなったのかなと思っています。

立川さん:私はこれまで、いろいろなプロスポーツや事業などに携わってきましたが、生まれ故郷である上野原市で新規に立ち上がったプロスポーツチームで、さらにオリンピック種目とはいえ、まだまだ3×3というものを知らない人も多い中での手探りなスタートを切りました。
最初に市長に「チーム作ります」と発表させていただいた時は、まだ選手が長谷川だけで…本当にこれから大丈夫なのかと内心思いながらのスタートでしたが、リーグに入って、戦って、それを見た感動や悔しさ、さまざまな感情がありましたけれども、遠くから応援に来てくださる人もたくさんいて、私たちはまだまだ力不足ではあると思いますし、リーグも初めてなので、手探りでしたが、着々と1歩1歩進んでいるという手応えを感じました。当然、長谷川が言うように、勝てなかったことは非常に悔しかったですけれども、こういった経験も、チームをまた強くしていくのかなという気持ちで、これから未来に向かって進んでいきたいと強く思う1年になりました。

○市長も今シーズンのリーグの試合を観戦されましたが、試合を観ていかがでしたか。

市長:上野原市出身の山田選手が大きい選手をすり抜けてシュートを打ったり、長谷川選手がツーポイントシュートを入れたり、3×3は、体が自然に飛び上がってしまうような、本当に熱くなる、また、興奮するという言葉につきるスポーツであると感じました。そして、小さいコートの中で選手が目まぐるしく動き回り、試合中ノリのいい音楽や実況も入っていて、試合に没入していく、観客も選手も一体となっていく、そんな気持ちにさせてくれる素晴らしいスポーツだと感じました。

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