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新春特別対談 SPECIAL CROSSTALK(2)

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山梨県上野原市

◆上野原サンライズ誕生の経緯

○上野原サンライズは、上野原市をホームタウンとしていますが、なぜ、上野原市で、なぜ3×3という競技だったのでしょうか。

立川さん:上野原市は私の生まれ故郷です。すでに上野原市から東京に移住してしまった身ではありますが、常に上野原市を気にかけながら見ていると、耳が痛い話ですが、人口もどんどん減っていったり、子どもの頃に遊んでいたところや行っていたお店がなくなったり、自分の中で寂しいなと感じていました。そんな中で、スポーツの楽しさや悔しさなどといった経験を上野原市の子どもたちに味わってほしいと思い、この上野原市でプロスポーツチームを立ち上げようと考えました。
ですが、上野原市でメジャースポーツのプロチームを作ることは、経済的、集客的にみてもハードルが高いです。そのため、5人制バスケの半分のコートでやるスピード感が売りで、規模が小さい自治体でも進めていくことができる「3×3」という競技に注目し、私の生まれ故郷である上野原市を盛り上げ、その名前を全国やアジア、世界の対戦チームに知ってもらえる機会を創出したいという願いとともにチームを立ち上げました。

○では、そのような経緯で誕生したチームに長谷川さんが加入したきっかけや経緯をお聞かせいただけますか。

長谷川さん:まず当初、立川会長とは全然違うお仕事の話をしていました。そこで「一緒に何かできることないですかね」なんて話をしていたときに、立川会長が、「今度地元で3×3のプロチームを作るんですよ」とさらっと言ってきました。
その後、何回か話を聞くうちに「チームに関わっている人でバスケを知っている人、誰もいないぞ」ということが明らかになってきて、少し不安になって、おそらく罠なんですけど、少しずつ話に引き込まれていきました。
立川会長のように、自分の地元を盛り上げたいという気持ちは、私にもありますし、上野原市のために何かできることはないかと考え、「ぜひ、アドバイザーでもなんでも良いので何かお役に立てることはないですか」とチームに参加させていただきました。

○上野原市の印象はどうでしたか。

長谷川さん:自然豊かで空気がとても綺麗。何より人がすごく優しいですね。そこがすごく魅力的だと感じました。
市長:ありがとうございます。水も良いんです。鶴川や仲間川がとても綺麗な川で、秋の紅葉の中だと映えて、素晴らしい渓流で水も美味しいんです。
上野原市には、地元の人たちも知らない魅力がまだまだいっぱいあります。そんな中で市では、「まだ、知らないだけ。」というブランドメッセージを作りました。市内外の人にもっと上野原市のことを知ってもらおうという願いが込められています。
上野原市を紹介するとき、私はこれまで、山梨県の一番東の上野原市ですという表現をしていましたが、上野原サンライズがある上野原市ですと言えるようになると非常に嬉しいです。

◆チームの今後

○お二人は今後、上野原サンライズをどのようなチームにしていきたいですか。

長谷川さん:まずは、市民ともっと密着した関係性を作って、より愛されるチーム作りをしていきたいです。また、市内の小中学生などに向けたバスケットボール教室など、もっと市民の皆さんと交流をしていきたいです。
チームはまだまだ成長過程なので、皆さんで作っていくような、共に成長できるようなチームにしたいと思っていますので、来シーズンは、より多くの人たちに応援に来てもらえるようなチームになれるように頑張ります。

立川さん:私たちは、本当に始まったばかりです。100年続くチームを目指す我々から見ると、その1歩目、2歩目という過程です。これから、上野原市の人たちと、お互いに成長していけるような機会やふれあう機会をもっと作っていきたいです。そして、チームとして結果も出していきたいと思いますので、もっとたくさんの人に試合を見ていただいて、楽しんで、興奮して、感動を与えていけるようなチームになりたいと思っています。

市長:本当にありがたいお言葉です。「市民に彩りを添える」、「市民が地元に自信を持つ」そんな上野原市を作っていただけるチームだと思っています。子どもたちがさらにスポーツに興味を持ち、お年寄りも興味を持つ、そんなスポーツの街になってほしいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。

○2025年シーズンが始まりますが、ずばり、今期の目標は。

長谷川さん:今シーズン果たせなかったプレーオフ進出は必ず果たします。そしてプレミアリーグ優勝。これが来シーズンの目標です。

立川さん:感動、興奮、そして共感を与えられるようなチームになるよう、しっかりとやっていきたいと思っています。また、しっかりと勝てるチームにもしていきたいです。感動を市民の皆さんと共感できるようなチームを作っていきたいと思っています。

市長:上野原サンライズの名前が世界中に広まってくれることを期待しています。上野原市=上野原サンライズとなるように頑張ってください。

◆上野原市民へメッセージ

長谷川さん:上野原市民の皆さん、3×3は、まだまだ有名な競技ではないですが、一度見ていただけたら、臨場感や興奮、感動、楽しさが伝わると思います。我々も日々の練習など頑張ります。ぜひ応援よろしくお願いします。

立川さん:まだ生まれたばかりのチーム。皆さんの期待に応えられないこともあるかもしれませんが、上野原市のために頑張ります。一度、試合会場に足を運んでいただけたら嬉しいです。市長 市もお手伝いしますので、一緒に頑張りましょう。そして市民の皆さん、3×3は熱くなります。興奮します。絶対保証しますから、ぜひ一度、試合を見に行ってみてください。

◆行政放送
この対談の様子はUBCで放送されます

放送期間:1月1日(水)〜7日(火)
※放送時間などは、上野原ブロードバンドコミュニケーションズ(UBC)ホームページの行政放送番組表でご確認ください。

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