明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃より、市政運営にご理解ご協力をいただいておりますことに、心から御礼申し上げます。
本年2月、上野原市は、市制施行20周年を迎えます。これまでの本市の歩みをお支えくださいました皆様に、改めて感謝申し上げます。
この20年を振り返りますと、市立病院や消防庁舎、こども園や総合福祉センター、談合坂スマートICや駅周辺の整備などのハード事業をはじめ、こども医療費や給食費の無償化、移住定住やGIGAスクール構想の推進、デマンドタクシーの導入などのソフト事業、さらには、施設や組織の統廃合、人員の削減による行政のスリム化などに取り組んでまいりました。
また、現在も、文化財常設展示室の整備、「ゼロカーボンシティー」や県内初の「スマホ市役所」開設によるDXの推進、市内をホームタウンとする3×3のプロチーム「上野原サンライズ.EXE」との連携などを進めております。
人口減少の抑制や子どもたちの夢の育成、そして、なお一層効率的で効果的な行財政の運営など、将来に希望を見出すために成すべきことはまだまだ山積しており、新時代に向けての大いなる挑戦が必要と感じています。
巳年は、ヘビが脱皮を繰り返して成長していくことから、新しい挑戦や変化に前向きな年と言われております。市民一人ひとりがまちづくりの主役となり、「将来に希望の持てるまち」へと脱皮し、さらに大きく成長できる年となるよう取り組んでまいる所存でありますので、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新しい年が、世界中の人々にとって幸多き年となりますよう祈念いたしまして、年頭のあいさつとさせていただきます。
上野原市長
村上信行
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