文字サイズ
自治体の皆さまへ

歴史が真ん中 historyNo.34

30/37

山梨県中央市

■王塚古墳【古墳時代】
▽中央市から山梨県の歴史へ。山梨県指定文化財(史跡)となりました
王塚古墳は大鳥居宇山平地区にあり、5世紀後半頃の冑(かぶと)、甲(よろい)、直刀や鉄剣など、この時代を代表する組み合わせの鉄製品が出土したことで知られる約1500年前の有力者のお墓です。形状は前方後円墳の一種の帆立貝式古墳で、全長は約67m、墳丘の高さは7m、古墳時代の人々も甲府盆地から仰ぎ見たに違いない古墳です。
昭和45年に豊富村指定文化財となり、その後、中央市の指定文化財として引き継がれました。近年の発掘調査で古墳の周囲に掘られた周溝が後円部を二重に取り囲んでいることがわかるなど、山梨県内唯一の合掌式石室や出土遺物と併せて、甲斐の古墳時代の歴史を考えるうえで欠くことのできない古墳として、3月16日付で山梨県指定文化財となりました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU