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歴史が真ん中

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山梨県中央市

■現代 history No.38
―おカイコさん―

▽シルクの里にかわいい?おカイコさんが帰ってきた。
この夏、豊富郷土資料館では、約200頭のカイコが繭まゆをつくりました。
カイコは、食べては眠り、脱皮してはまた食べるを4回繰り返して、繭をつくります。生まれてすぐは3mmだったカイコが25日前後で7cm、約25倍、体重はなんと1万倍になります。3回目の脱皮後は、驚くほど桑の葉を食べる音が「ざわざわ」と響いたそうです。4回脱皮すると、3cm幅の厚紙を井いげた桁に組んだ回転蔟まぶしの区間に入り繭をつくります。1粒から1000m以上の糸をとることができ、何本かをより合わせて生糸となります。昭和40年代は、どこでも見ることができたおカイコさんですが、今見ることができるのは市内では郷土資料館だけです。今は全員繭になっています。
参考・引用「とよとみのまゆ」

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