■令和5年秋の叙勲 瑞宝小綬章
小沼 省二さん 73歳(桜)
小沼さんは1976年に山梨県庁に入庁し、県観光部長、県福祉保健部長を経て、2010年より2年間、副知事として、山梨県の観光や福祉の発展にご尽力されました。
「在職中、私自身A(当たり前のことを)、B(ぼんやりしないで)、C(ちゃんとする)が仕事をする上での基本であり、大切であると常に心掛けてきました。また、職員にも日頃より伝えてきました」とこれまでの仕事に対する信念を語られました。
今回の受章について「これまでの積み重ねが評価され、大変うれしく思っています。家族などの支えがあったから、受章につながったと思います」と語られました。
■令和5年秋の叙勲 瑞宝小綬章
田邊 芳久さん 75歳(布施第4)
田邊さんは1967年に旧郵政省に入省し、石和郵便局副局長や韮崎郵便局長、千葉県市川郵便局長などを歴任し、職員の育成にも携わってきました。
「お客様に接する仕事であるため、「お客様を大切に」を心がけてきました。郵政省から日本郵政公社、日本郵便へと事業形態が変化していくなかで、職員のモラル、やる気を維持していくことに苦労しました」と当時を振り返られました。
今回の受章について「単身赴任が多く、家族や地域のみなさんにも迷惑をかけました。多くの支えがあって今回の受章につながったと思います。とても感謝しています」と語られました。
■令和5年秋の褒章 黄綬褒章
石原 有享さん 70歳(関原北下)
石原さんは1981年から花き栽培に40年以上取り組み、農業委員や、2015年から4年間、県花き園芸組合連合会長としてご尽力されました。
「最初は、シクラメンやナデシコから栽培を始め、花の性質による温度調節や使用する水など、試行錯誤を繰り返し、たいへん苦労しました。しかし、続けていくなかで、多くの仲間ができ、お互いに情報交換することで、新たな発見に気付くこともありました」と当時を振り返られました。
今回の受章について「ここまで続けることができたのも、家族や仲間の支えがあったからだと思います。とても感謝しています」と喜びを語られました。
※「石原」の「原」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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