◆第42回 危険業務従事者叙勲
瑞宝双光章
山下實さん73歳(下三條1)
山下さんは、昭和51年4月に山梨県警に採用され、警察本部や警察署では主に交通部門に携わり、交通事故捜査や交通指導取り締まりなどに従事されました。
中央自動車道の全線開通前後から通算9年間在籍された高速隊時代には、重大事故の多発区間に道路管理者と協力していち早く「水はけの良い舗装」や「トラックレーン」の設置などの対策を導入し、安全な高速道路づくりに取り組まれました。
今回の受章について「暴走族の取り締まりやひき逃げ事故の捜査などで、休日の深夜や年末年始の出動も多くある中、家族や仲間の支えがあったからこそ、無事、職務を全うできました。受章できたのは、みなさんのおかげです」と感謝の気持ちを語られました。
◆令和6年 春の褒章
藍綬褒章
中澤健一さん57歳(下河東 東)
中澤さんは、平成9年4月に消防団に入団され、令和3年4月からは、団長として、消火活動や行方不明者の捜索など、地域の防災のために尽力されています。
入団してからの28年間を振り返り「火災や風水害のほか、東日本大震災や平成26年2月の大雪などの大災害にも出動し、仲間と共に対応する中で、強い絆が生まれました。消防団活動を通して、年齢問わず多くの友人や仲間ができたことは、何ものにも代えがたい財産です」と話されました。
今回の受章について「当初は、驚きと戸惑いがありましたが、素直に嬉しく思いました。献身的な家族の支えと、多くの仲間の支えがあってこその受章、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語られました。
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