■高校生とつくった美味しいもの 2023ver. Vol.2
北杜高校生と市内の事業者が新たな地域ブランドとなる新商品の開発・販売を行う事業「食杜北杜」。
地域の稼ぐ力を高め、若者が地域の魅力を再発見することにより、「食と農」を活かした住み続けられるまちづくりを推進するプロジェクトです。
先月号からシリーズで取り組みを紹介しています。
◇事業者訪問で膨らむアイデア
第3回ワークショップとなる今回は、チームごとに事業者を訪問し、事業所の見学や試作品づくり、試食を行いました。
手づくり和・洋菓子「秋月」を訪れたグループは、お店と地域の関わり方や、地域活性化グループで作った農林48号を商品に使用していること、商品が地域に根ざしていることを聞き、その後、米粉を使用したロールケーキを作りました。
有限会社農業法人清里ジャムを訪れたグループは、昨年度までに開発された商品の話を聞いた後、ブルーベリージャム作りを体験しました。出来たてのジャムを清里ジャムが製造したパンと一緒に試食した高校生は、新商品のアイデアが浮かんできた様子でした。
次回のワークショップでは、これまでに出し合ったアイデアを事業者が形にし、試食を行います。
◇高校生が商品を販売
10月24・25日にセレオ甲府、10月27・28日にひまわり市場で、「食杜北杜」の販売会を行いました。
販売会では、昨年度までに開発された商品を高校生が販売し、多くの方にご購入いただきました。市民の方をはじめ、観光客の方にも「食杜北杜」を知っていただくいい機会となりました。
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