謹賀新年

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■北杜市合併20周年　健康で輝かしい年に
北杜市長　上村　英司

明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
市長就任以来、「北杜新時代幸せ実感チャレンジ北杜」を市政運営の基本に掲げ、「市民一人ひとりが豊かさと幸せを実感でき、子どもが賑わう夢叶うまち」の実現に向け、強い決意のもと取り組んでまいりました。
特に、昨年は3年にわたったコロナ禍が明け、時代の大きな転換期でありました。市では、この変化をチャンスと捉え、インバウンド誘客や輸出の強化、子育て支援、移住定住、産業創出、ふるさと納税などに力を入れ、新たな価値創出などの各種施策を全力で進めてまいりました。
また、韓国の抱川市と姉妹都市を締結してから20周年となることを記念した「浅川伯教・巧兄弟記念公園」を整備するとともに、米国ケンタッキー州マディソン郡代表団との交流なども再開したところです。
ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みについては、昨年、新たに「北杜市GX(グリーン・トランスフォーメーション)推進プロジェクト」を立ち上げ、民間事業者が公共施設の屋根などで太陽光発電事業を行うPPA事業の拡大や、地域新電力会社の設立などに取り組み始めました。
中部横断自動車道については、昨年、山梨県から北部区間の都市計画原案が公表され、早期開通実現に向けて、大きな第一歩となりました。今後も関係者の皆さま、沿線市町村、関係機関などのご理解とご協力をいただきながら、国・県への積極的な働きかけを行ってまいります。
本年は、合併から20周年を迎えます。この節目の年にあたり、これまで本市の発展のために尽力してこられた皆さまの思いを大事に継承しながら、これまで撒いてきた「種」ともいえる各施策を実らせ、新たな未来を創ってまいります。
また、今年は辰年です。龍は幸福をもたらす守護神でもあることから、市民誰もが幸せを実感でき、さらなる飛躍の年となるよう、政運営に取り組んでまいります。
結びに、市民の皆さまが健康過ごし、輝かしい一年となりますことを心よりご祈念申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。

■北杜市の明るい未来へ!
北杜市議会議長　福井　俊克

明けましておめでとうございます。
皆さまには、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
日頃より、北杜市議会の活動に対しまして、多大なるご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
世界的にまん延した「新型コロナウイルス感染症」も、昨年5月に「5類感染症」へ位置付けられました。約4年間、私たちはさまざまな制約の中での生活を余儀なくされてきましたが、ポストコロナへの一歩を踏み出したことにより、社会経済活動が活発になってきております。
国外に目を向けますと、ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、イスラエルとパレスチナをめぐる問題が武力衝突に発展し、現地の惨状が毎日のように報道されています。
議会においても、戦闘の停止と人道的支援の必要性を訴えます。
国内においても多様性や人権を尊重し、自分らしく暮らすことのできる社会の実現が望まれているところです。
北杜市議会も3年が経過し、私どもも任期最後の年を迎えることとなりました。
私も、議長に就任して2年目となりますが、市民により身近な議会、開かれた明るい議会の実現を目指し、北杜市のさらなる発展のため、そして、市民の皆さまの安心安全を守るため、力を合わせて取り組んでまいりたいと決意を新たにしております。
さて、本年は、北杜市が誕生して、その大きな節目となる20周年を迎える年であります。これまで新しい市の礎を築きあげるためにご尽力いただきました皆さまに心から敬意と感謝をささげる次第であります。
上村市政は、「北杜新時代幸せ実感チャレンジ北杜」を市政運営の基本方針に掲げ、諸課題に取り組んできた3年でありました。
引き続き、「第3次北杜市総合計画」に揚げた、少子化・超高齢化の対策やDXへの対応、地域特性・資源を活かした観光・農林水産業の振興、再生可能エネルギーなどの導入、一人一人の環境に配慮した行動が実践されるゼロカーボンシティへの挑戦や気候変動に伴う大規模災害への備えなどの実現に向けて特色ある政策に取り組み、北杜市の「さらなる発展」を期待しております。
議会としましても、その使命である地方公共団体の具体的施策を最終的に決定すること。執行機関の行財政運営や事務処理などが適法・適正かつ民主的に行われているか監視すること。この二元代表制の中での役割を果たし、市民の皆さまの信頼と負託に応えられるよう、北杜市の「さらなる発展」のため全力を傾注してまいります。
結びに、晴れやかな新春を迎え、皆さまのご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。