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自治体の皆さまへ

北杜の健康 Vol.5

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山梨県北杜市

◆幼児期から運動習慣を!

皆さん、毎日体を動かしていますか?大人は1日に日常身体活動(掃除や買い物など)を含めて60分の運動が健康を維持するために必要と言われています。今回は幼児期の運動についてお伝えします。
幼児期において、体を動かす遊びを中心とした身体活動を十分にすることは、基本的な動きを身に付けるだけでなく、生涯にわたって健康を維持し、積極的に活動に取り組み、豊かな人生を送るための基盤づくりとなります。
また、楽しく体を動かす遊びは、運動・スポーツを楽しむための基礎的な体力や運動能力を発達させ、さまざまな活動への意欲や社会性、創造性などを育む機会を与えてくれます。
次の3つのポイントを参考に、家庭・地域で子どもの運動について考えるきっかけとしてください。
▽ポイント(1)
多様な動きが経験できるように、さまざまな遊びを取り入れる
幼児期は運動機能が急速に発達し、多様な動きを身に付けやすい時期です。この時期に体をたくさん動かすと、普段の生活で必要な動きをはじめ、とっさの時に身を守る動きや将来的にスポーツに結び付く動きにつながります。

▽ポイント(2)
楽しく体を動かす時間を確保する
ある程度の時間を確保し、さまざまな遊びをすることで、結果として多様な動きを獲得することにつながります。幼児にとって体を動かすことは遊びが中心ですが、散歩や手伝いなど生活の中でのさまざまな動きも含まれます。

▽ポイント(3)
発達状況に応じた遊びを提供する
幼児期は心身の発達が著しい時期ですが、その成長は同じ年齢であっても個人差が大きいです。幼児に体を動かす遊びを提供する際は、一人一人の発達に応じた配慮が必要です。発達に応じた遊びを提供することは、自発的に体を動かして遊ぶ幼児を育てることになり、結果として無理なく基本的な動きを身に付けることにつながります。

幼児はさまざまな遊びを中心に、毎日、合計60分以上、楽しく体を動かすことが大切です。
家庭・地域で楽しく体を動かす機会をつくることは、小学校以降の運動や生涯にわたってスポーツを楽しむための基盤を育むことにつながります。

問合せ:ネウボラ推進課
【電話】42・1401
【FAX】30・4144

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