民法上の成人年齢は18歳に引き下げられましたが、飲酒に関する年齢制限は20歳のまま維持されています。
日本では、コンビニエンスストアなどでいつでも簡単にお酒が手に入り、世界的に見ても、アルコール依存症になりやすい国といわれています。また、ノンアルコールとうたっている飲料の中にも、アルコールが含まれた商品があるため、注意が必要です。
大切な体を守るために、お酒は20歳になってから適切に飲みましょう。
◆20歳未満の方がお酒を飲んではいけない5つの理由
▽1.20歳未満の者の飲酒を禁ずる法律があります
「20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律」によって禁止されています。20歳未満の子どもがいる親は、子どもの飲酒を知ったとき、飲酒を止める義務があります。また、お酒の販売業者も、20歳未満の飲酒防止のために年齢確認の義務があります。
▽2.脳の機能を低下させます
長い年月、アルコールを大量に飲み続けると、脳が縮んでいきます。脳が未完成の20歳未満の方は、脳が縮みやすく、日常生活に支障が出るリスクが高くなります。
▽3.肝臓をはじめとする臓器に障害を起こしやすくなります
体の成長が十分でなく、アルコール分解能力も低いため、急性アルコール中毒で命を落とすこともあります。
▽4.性ホルモンの分泌に異常が起きる恐れがあります
性ホルモンの分泌異常により、生理不順や勃起障害など生殖器への悪影響を及ぼします。
▽5.アルコール依存症になりやすくなります
若いうちから飲酒をすることで、アルコール依存症になる確率が高くなることが研究により明らかになっています。また、アルコール依存症を治療することもより一層難しくなります。
・市ホームページ「20歳未満の飲酒は禁止されています」
・市ホームページ「アルコール健康障害について」
※二次元コードは本紙P.9をご覧下さい。
問合せ:健康増進課
【電話】42・1335
【FAX】42・1123
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