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健康いきいき情報~夏に向けて、子どもの熱中症を予防しよう~

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山梨県富士川町

今月の担当は砂田つぐみ保健師です

熱中症は、気温が高い日や、湿度が高く蒸し暑い日が続く6月頃から、起こりやすくなります。特に子どもは体温を調節する機能が未熟なため、大人に比べて、熱中症になりやすい傾向があります。また、子どもは身長も低いため、地面からの照り返しの影響を強く受けます。

熱中症と聞くと、屋外で起こるイメージがありますが、熱中症は屋内でも起こる恐れがあります。また近年、車の中に子どもを置き去りにしてしまい、熱中症で死亡してしまう事件も増えています。外気温が25℃から27℃の晴れた日に、車の窓を閉め切るとすぐに車内の温度は上昇し、1時間後には58℃、2時間後には62℃にもなります。(東京消防庁より)

乳児期や幼児期の子どもは、自分の言葉で訴えることが困難です。そのため、大人が子どもの体調の変化に気づき、予防してあげることが大切になります。

◆予防ポイント
(1)こまめな水分補給
喉が渇いていなくても、定期的に水分補給をしましょう。
(2)衣服の調節
通気性の良い衣服など、熱がこもらない衣服を選びましょう。また、帽子などで日よけ対策もしましょう。
(3)遊ぶ場所の選択
暑い日は、日陰や涼しい場所で遊びましょう。
(4)適度な休憩
適度な休憩をとり、クールダウンしましょう。
(5)暑い環境に置き去りにしない(特に車内)
車の中は、短時間であっても、とても暑くなります。短時間の買い物であっても、子どもだけにしないようにしましょう。
(6)屋内熱中症にも注意
屋内であっても、屋外と同様に予防をしっかりしましょう。

◆こんな時は救急車を呼びましょう!
・意識がもうろうとしている。
・痙攣が起きている。
・高熱が出ている。
・大量の汗をかいている、など
以上のことに気を付けて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。

問い合わせ:子育て支援課 母子保健担当
【電話】22‒7221

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