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自治体の皆さまへ

大雨に備える

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山梨県富士川町

皆さん、大雨に対する準備はできていますか。
今年の夏も、暑い日が続き、まだまだ熱中症にも注意が必要な時期が続きますが、これからの時期は、大雨にも注意が必要となってきます。近年、県内に甚大な被害が起きていませんが、大雨による災害がいつどこで起きてもおかしくないといわれています。
台風や大雨は地震と違い、天気予報などの情報から、事前に備えることができます。
これからの台風、大雨の季節に備え、慌てることがないように、日ごろからしっかりと、準備をしておきましょう。

◆〝富士川町は大丈夫〟ではありません
山梨県、また富士川町は大丈夫、と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、過去、県内でも多くの被害が及んだ大雨・台風による災害が起きています。
昭和34年(1959年)には、台風7号と台風15号(伊勢湾台風)の影響で、県内で多くの死者・行方不明者が出るなど、釜無川、富士川沿いを中心に、大きな被害をもたらしました。
昭和57年(1982年)には、梅雨前線が関東の南海上に停滞し、台風10号の接近に伴い活動が活発となり、8月3日には、台風9号から変わった低気圧が本州の南岸沿いを東に進み、県下は豪雨に見舞われました。
このように、台風の進路によっては、県内にも大きな被害や影響が及ぶ可能性が、十分にあります。

◆想定浸水深を見える化しています。
町では、町内の各地に想定浸水深表示看板を設置しています。
河川が氾濫した場合に想定される浸水深を、電柱に表示することにより、町の皆さんや付近を通行する人が、日頃から水害リスクを把握し、水防災への意識を高めるとともに浸水深の知識を深めることを目的として、昨年からこの表示看板を設置しました。
想定浸水深とは、洪水で浸水した際の地面から水面までの深さで、河川管理者(国土交通省および山梨県)が水防法に基づき指定・公表するものです。
表示されている想定浸水深は、想定最大規模の降雨により当該河川が氾濫した場合に予想される、最も深い水深を表示しています。

◆ハザードマップを確認しておきましょう
ハザードマップは洪水、浸水想定区域と土砂災害警戒区域の見直しに伴い、平成31年2月に改訂されています。
町は、富士川・釜無川・坪川・滝沢川が大雨により増水し、堤防が破堤した場合を想定し、浸水範囲や浸水深を示しています。
まずは、自宅が何色の場所にあるか確認することに加え、いざという時に備え、土砂災害ハザードマップと併せて、地域の危険な場所や避難場所や避難ルートを確認しておくことが大切です。

◆マイタイムラインをご活用ください
広報ふじかわ7月号に、「我が家のマイ・タイムライン」を掲載しました。
緊急時に取るべき行動は、一人ひとり異なります。マイ・タイムラインは、皆さん一人ひとりのタイムラインです。大雨や台風の接近によって河川の水位が上昇する時に、ご自身が取るべき行動を時系列的に整理し、とりまとめておきましょう。

◆避難情報に注意し、警戒レベルを知ることが大切
毎年のように全国各地で大雨による大きな被害が発生しています。災害時には、インターネットやテレビなどで、最新の情報を確認し、避難に関する警戒レベルに注意しましょう。
警戒レベル4「避難指示」が発令される前に、危険な場所からは必ず退避してください。

◆積極的に情報を収集しましょう
大規模な洪水が予想される場合には、携帯電話やスマートフォンに洪水情報(エリアメール)を配信します。
また、気象庁や町・県からの最新の情報は、町HPのほか、防災行政無線、防災ラジオ、町公式SNSなどを活用して配信します。災害時には、積極的に情報収集をするようにしてください。

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