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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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山梨県富士川町

・町長 望月 利樹
あけましておめでとうございます。
皆さまには、ご家族お揃いで新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、3年余り続いた新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザと同等の「5類」に移行し、「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」への転換となり、大きな節目を迎えました。また、DX推進、AI技術の著しい発展のほか、働き方改革、子ども基本法、インボイス制度の開始など、時代が急激に変化する変革の年でありました。
原材料価格や、燃料費の値上げに伴う物価の高騰が進み、先行きの見えない厳しい状況が、依然として続いております。さらには、昨年1月1日時点の日本の総人口が、調査開始以降初めて全都道府県でマイナスとなり、約80万人減少しました。この現状は、特に地方での深刻な少子化を反映しており、地域社会の維持に向けた対策が、急務であると感じております。
一方、藤井聡太竜王・名人が史上初の八冠達成、野球では、侍ジャパンが14年ぶりに世界一に輝くなど、歴史的瞬間に立ち会うことができ、日本列島が大いに沸き上がることとなりました。ヴァンフォーレ甲府によるアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出についても、非常に喜ばしいニュースとなりました。
町では、役場新庁舎の駐車場整備が完了し、昨年12月23日に、グランドオープンを迎えることができました。このほか、新たな富士橋の完成、リニア中央新幹線第一南巨摩トンネルが本坑として初めて貫通するなど、長年に渡る事業が実った年となりました。
令和6年度は、町制施行15年を迎えます。この節目の年を、町の未来に向け、新たな挑戦と革新を進め、町の魅力をさらに高めていくための気運を創る、絶好のチャンスと捉えております。
また、1月25日には、町政全般について町長と語る「対話集会」を予定しております。町の政策は、皆さまの生活に密接に関わっており、皆さまお一人おひとりのご意見は、欠かすことのできないものです。これからも対話を大切に、現場主義による協働のまちづくりを一歩一歩着実に、進めていく所存です。今後とも、皆さまのより一層のご支援、ご協力をお願いいたします。
結びに今年1年が、皆さまにとりまして、実り多き素晴らしい年でありますよう、心よりご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

・議長 堀内 春美
あけましておめでとうございます。
皆さまには、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、世界において、ウクライナとイスラエル・ガザ地区という2つの戦場を抱えることになり、インド太平洋地域でも新たな紛争の火種もあることから、世界の安定に向けての努力が行われた1年でした。
国内では、5月に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、インフルエンザと同等の5類に移行したことから、経済活動や各種行事の開催などが活発になりました。町においても、4年振りに開催された「甲州富士川まつり」には、約2万人が訪れ、大いに賑わいました。また、「ゆずの里絶景ランandウォーク大会」に代わって行われた、「ダイヤモンド富士の見える町 ゆずの里ロゲイニングin富士川町」にも多くの方が参加して、盛り上がりを見せました。
今年の干支は、辰です。甲辰(きのえたつ)の甲は、生命や物事の始まりを意味し、辰は、自然万物が振動して成長する様子を表しています。この文字のとおり、活気に溢れた素晴らしい1年になることを願ってやみません。
議会におきましては、「町民に信頼される議会」を目指して、「町民に開かれた議会」のために、昨年は、町内2カ所での「町民と議員との懇談会」、「議員の請負の状況の公表に関する条例」の制定、広く町の皆さまのご意見を受けるための「目安箱」の設置などを行いました。今年は、2月4日に若者模擬議会の開催を予定しており、町政に若い方の声を反映させるとともに、まちづくりへの関心を深めていただく機会といたします。
議会は、選挙で選ばれた議員により構成される合議制の機関として、同じく選挙で選ばれた町長とともに、町の皆さまの信託を受けて活動し、皆さまの意思を行政に反映させるために、最良の意思決定を導く使命が課せられています。
これからも、私たち議員および富士川町議会は、議決責任と説明責任を自覚し、透明性と公平性を確保しながら、皆さまの福祉向上のため、役割と責任を果たして参ります。
結びに、本年が、皆さまにとりまして、最良の年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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