≪地域の方の生命と生活を守り抜く≫
今月は、8月23日(金)に千葉県市原市で行われた「第52回全国消防救助技術大会 ほふく救出の部」に出場し、見事入賞を果たした峡南消防本部後藤和樹さん(最勝寺)にお話を伺いました。
■6月に行われた第51回山梨県消防救助技術大会において、大会新記録での優勝、さらに8月の全国大会での上位入賞、おめでとうございます。
ありがとうございます。県大会で優勝し、全国大会への出場が決まったときには本当に嬉しかったです。
そして、全国大会においても、上位入賞を果たすことができ、嬉しかったと同時に、ほっとしました。チームの仲間と、訓練を続けた成果を発揮することができたことが、結果に結びついたのだと思っています。
■出場された「ほふく救出」とは、どのような種目ですか。
私が出場した種目である「ほふく救出」は、1人が空気呼吸器を着装して、長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者(救助を必要とする人)を屋外に救出するというものです。これは、建物内で火災が発生し、煙に巻かれてしまった方を救出することを想定した訓練になります。
■これからの目標をお聞かせください。
大会では、タイムだけを競うのでなく競技中の動作のミスは減点となります。この減点は、実際の現場において命に関わる大変重要なこととなります。
全国大会では減点することなく、入賞することができましたが、これからも日々訓練を重ね、誇りと使命感を持って地域の安全を守っていきたいと思っています。
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