〈友好都市大洗町の情報をシリーズでお届け!〉
大洗町は多くの埋蔵文化財を抱えた歴史の深い町です。中でも、4世紀代に中央のヤマトから波及した磯浜古墳群は、外洋に面した特徴的な史跡となっています。古墳時代の前期から中期にかけて、百数十年にわたり造られた総数6基からなる古墳群で、大型化した前方後円墳などが採用され、埋葬施設や副葬品などにヤマト王権との密接なつながりが読み解けます。令和2年3月には、国の歴史を考えるうえで重要な史跡として国の指定を受けました。
平成30年度からは、毎年12月、考古学に関するシンポジウムが開催されており、今年も次の内容で予定されています。
第7回考古学シンポジウム「ヤマト王権と磯浜古墳群」(12月8日開催)中央(ヤマト王権)と東日本(磯浜古墳群等)の古墳の構造や埋葬施設、副葬品等の比較検討をとおして、磯浜古墳築造にいたる社会背景に迫ります。
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