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メイクアップで自己表現

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山梨県富士川町

富士川町 男女共同参画推進委員会

5月5日は、日本記念日協会が認定した「メンズメイクアップの日」なのだそうです。
より多くの男性にメイクを通じて自己表現を楽しんでもらうという目的のもと、男子の成長を願う「端午の節句」であるこの日が指定されています。
近年では、メイクは女性がするものという認識が長く続いていましたが、現在は表現の自由が尊重され、性別に関係なくメイクを楽しむことが、特別なことではなくなってきました。
歴史を振り返ってみると、男性の化粧は決して今に始まったことではありません。例えばエジプトのツタンカーメンの時代では男女問わず日常的に化粧をしていました。日本においても平安時代の貴族は高貴の象徴として、おしろいをしていました。
日本では、メンズメイクはまだまだ一般的とまではいえませんが、その需要は少しずつ高まっているように思います。メイクをすることで清潔感が出て印象が明るくなり、自信や満足感が持てることで、仕事や生活の質を向上させることにつながります。
しかし、男性がメイクをすることに対する偏見や誤解も依然として多くあります。それらを打ち破り、誰もが自己表現の手段としてメイクを捉え、自由に自分らしさを表現できることは、多様性のある社会への大きな一歩にもつながります。
メンズメイクアップの日は、ジェンダーレスな美の追求を促進するきっかけとなり、人々が互いの個性を尊重し合う文化を育むための重要な役割を担っているとも考えられています。
性別にとらわれない多様な表現が広がることは、誰もが自由に輝ける社会の実現につながります。

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