「耕作放棄地の雑草が伸びて、害虫が発生して困っています」
「空き家の立木が伸びすぎていて迷惑しています」
夏の季節が近づくにつれ、このような相談が数多く寄せられます。
◆荒れた土地はトラブルの元
気温の上昇とともに、雑草や樹木の繁茂が顕著になります。放置していると、害虫の発生やゴミの不法投棄などで、景観が損なわれるだけではなく、周辺の環境衛生や安全面にも悪影響を及ぼし、近隣の方と思わぬトラブルになる恐れがあります。
また、農地に関しても、耕作者の高齢化や耕作放棄地が目立つようになっており、同様のトラブルにつながっています。農地の所有者などは、「当該農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保しなければならない」と農地法で定められています。
◆所有する土地の適正な管理を
ご自宅の庭や所有している駐車場、使用されなくなった空き地などは、定期的に除草・剪定を行わないと、雑草や樹木があっという間に大きくなり、手を入れることが困難になります。
農地についても、一度荒れてしまうと、元の状態に戻すのに大きな労力と費用がかかります。
毎年、雑草や樹木の繁茂や、はみだしに関する相談が多数町に寄せられます。一人ひとりが適正な管理を心がけ、誰もが住みよい地域にしていきましょう。
問い合わせ:
・町民生活課 生活環境担当
【電話】22‒7209
・産業振興課 農林振興担当
【電話】22‒7202
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