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ふじかわゼロプロジェクト始動!

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山梨県富士川町

新しい事業モデル!!!
町の持ち出しゼロ!?

■ふじかわゼロプロジェクトとは?
町の方から納税された町税などの一般財源を一切使わずに、民間企業からの寄付やふるさと納税を活用して展開する事業、それが「ふじかわゼロプロジェクト」です!

ひっ迫している町財政の「健全化」という課題を解決すると同時に、町民に対して、より良い「住民サービス」を提供をしていくためには、これまでにない「新たな財源」を捻出しなければなりませんでした。
そこで着目したのが「ふるさと納税制度」です。これにより、新たな財源確保の幅が広がりました。
このような、民間からの財源と、国や県からの補助金や寄付金などをうまく組み合わせることによって、町の持ち出し分をゼロにできる「ふじかわゼロプロジェクト」という新しい事業モデルを構築し、現在展開しています。
このように「公=町」と、「民=民間企業や町を応援してくれる方々」とで連携することにより、難題であった「財政の健全化」と「新しい事業展開」を同時に実現することが可能になりました。
町長 望月 利樹

◆《ゼロ》すべての園児の保育料無償化へ
町に住むすべての子育て世帯を支援するため、これまでも、幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3~5歳児、非課税世帯の0~2歳児の利用料は無料としていましたが、企業版ふるさと納税を活用することによって、町に住所があるすべての園児に係る保育料を、無償化することができました。

◆《ゼロ》富士川親水公園ドッグラン
ふじかわ親水公園ドッグランは、ゼロプロジェクト第1弾施設となります。
また、富士川の新たな水辺空間構想として増穂インターチェンジから富士橋までの河川敷における富士川リバーサイドパーク構想としても第1弾となります。
財源は全額ふるさと納税とし、経済効果は年間約1,400万円を見込んでいます。

◆《ゼロ》案内AIロボット「ティモ」
来庁者の利便性向上を目的に、庁舎内で、自動走行案内ロボット「Timo(ティモ)」を活用し、来庁される方を案内する実証実験を開始しました。
この実証実験は、一般社団法人公民連携推進機構様と、株式会社DFAロボティクス様との協力により無料で実現したものです。
「役場に来るのは少し不安だったけれど、ティモが出迎えてくれたので、楽しい気持ちになれた」など、ご好評をいただきました。

◆《ゼロ》区の財源確保へ!ふるさと自治活動応援交付金
各区が抱える課題などの解決のため、区が自らゆかりのある企業などに企業版ふるさと納税を提案し、町が納税を受けた場合、提案した区に寄付額の70%を交付し、20%をほかの全区に交付、残り10%が町の財源となる仕組みです。
この制度によって、令和5年度は全区に15万円ずつ分配することができました。

◆《ゼロ》災害時の電力確保へ!非常用発電機
大規模災害に備え非常用発電機の整備を検討していたところ、株式会社ENESIS様などから、ハイブリッド式非常用発電機10台を寄付していただきました。これにより、災害時停電になった場合の電力供給に活用することができます。
現在は、町内の水防倉庫などで保管していますが、有事の際には、指定避難場所で活用します。

◆《ゼロ》ペットと避難!ペット用ケージ
能登半島地震を機に、ペットも含めた避難への備えが求められていたところ、山梨県獣医師会様から、災害時避難所用のペット用段ボールケージ25個を寄付していただきました。
災害は突然起こります。このケージは、ペットの安全確保のみならず、避難場所でのペットのストレス軽減や、飼い主の方や周囲の方々への安全・安心の確保のため、非常に有効なものとなります。

問い合わせ:
・政策秘書課 政策推進担当
【電話】22-7216
・財務課 財政担当
【電話】22-7201

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