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ふじかわFocus

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山梨県富士川町

《未来の身体は 今日の食事から》

今月は、食生活改善推進員の会長である秋葉ひとみさん(平林)からお話を伺いました。

◆食生活改善推進員としての活動内容を教えてください。
ピンクのTシャツが目印の私たち「食改」は、全国に10万人の仲間がいるボランティア団体で、「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに活動しています。今年度は、健康ひろばや100歳体操教室にお邪魔してフレイル(※)予防のお話をさせていただくなど、食を通じた健康づくりを行っています。
また、おみそ汁の塩分濃度調査なども行っているんです。昨年も推進員が各家庭に訪問し、おみそ汁の塩分濃度を測定させていただきました。、その結果を基に、5年ぶりに山梨県のみそ汁塩分濃度マップを改正することができました。
実は山梨県は、過去塩分摂取量が全国一位だったことがあります。とても濃い味を好んでいたんですね。しかし、今回の測定結果からも減塩が進んでいることが分かり、減塩を意識した料理や献立の工夫についての啓発活動を通じて、高血圧予防に貢献できたと感じています。

◆これからの活動についてお聞かせください。
子どもたちに食育についてお話する機会を多く持ちたいですね。今日食べた物が明日の元気に、そしてその積み重ねが5年後10年後の自分の身体になるんです。だから食べる物は本当に大事です。小中学生へのメッセージとして、より多くの子どもたちに伝えていきたいです。
また、今年度、3年ぶりに食生活改善推進員養成講座を開催予定で、新しい仲間を募集しています。養成講座なんていうと難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、食やご自身の体のこと、健康についても学べる絶好の機会です。ご自分や家族のために学び、その学びを活動に活かしていただくことができます。食を通じて社会参加し、仲間と情報交換をする。私自身も今でも多くの発見があります。
ぜひ少しでもご興味がある方は、参加してください。お待ちしています!
(※募集については本紙P17)

(※)フレイル…年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい状態。介護予備軍。

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