第104回全国高校ラグビー大会山梨県予選で見事優勝した山梨学院高校でレギュラーとして活躍した、川住昇大さん(大椚)にお話を伺いました。
全国大会は令和6年12月27日に大阪府の花園ラグビー場で開幕し、青森山田高校と初戦を戦います。
■優勝おめでとうございます!いまの心境をきかせてください
ありがとうございます。
日川高校との決勝では、前半プレッシャーをかけられ、ミスも多く押されているように感じていました。でも、後半チームメイトのプレイから流れが変わり、いい緊張を保ったまま、フィジカルで相手に挑み続けることができました。2年連続の花園を決めることができて、嬉しく思っています。
■ラグビーを始めたきっかけを教えてください
これまでは、小学校から始めたサッカーを続けながら、中学校の部活動で陸上もしていました。
進学に向け、山梨学院高校へ見学に行った際、当時創部1年目だったラグビー部の気迫を目の当たりにし、ここでラグビー選手としてプレ-したいと思い、入学と同時に始めました。
■高校から始めることに不安などはありましたか?
もちろん不安もありました。しかし監督やコーチ、チームメイトが基礎からみっちり指導してくれたので、不安はすぐになくなりました。むしろラグビーの魅力にどんどんはまっていき、もっとうまくなりたいと必死に練習しました。チームのみんなにフィジカルでもテクニックでも追いつきたくて、部活での練習のあと、アフタートレーニングとしてその日見つけた課題を克服する、ということを行ってきました。
それでもなかなか思うようにはいきませんでしたが、コーチと練習をするなかで、サッカーや陸上をしていたことから足が速いことを活かせる「ウィング」というポジションに就くことが自然と多くなっていきました。ウィングは、味方がつないだボールを、相手を切り裂いてトライにつなげる役割があります。走れることを活かせることが、とても嬉しかったですし、ラグビーが面白くなりもっとはまってしまいました。
高校でラグビーをすることに賛成し、応援してくれた両親にとても感謝しています。朝練には始発も間に合わないので、父に送ってもらい、母に体作りに効果のある食事やお弁当を作ってもらっています。こうしてラグビーが好きで、いまレギュラーとしてプレーできるのは、両親のサポートのおかげだと、感謝しています。
■12月27日開幕の全国大会に向けて意気込みをきかせてください
チームの目標であるベスト4です。僕は技術的な部分でまだまだ未熟なところも多いので、花園までに練習を重ねて技術力を向上させ、見ている人がワクワクするようなプレーをして、トライを決めたいです。
ラグビーは1つのトライのために15人がそれぞれの役割をもってプレーする、とても魅力あるスポーツです。富士川町でも多くの方に興味を持っていただき、いつか中学校に部活ができたら嬉しいです。そのためにも、花園で精一杯プレーしてきます。応援よろしくお願いします。
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