本日は、二十歳を迎えた私たちの門出にあたり、このような盛大な式を開催して頂き誠にありがとうございます。また、望月町長様をはじめ、来賓の皆様方、ご臨席頂いたことに、出席者一同、深く感謝申し上げます。本日、二十歳を迎えた者を代表して誓いのことばを述べさせていただけることを、大変光栄に思っています。
これまでの二十年間、私たちは多くの経験を通じて成長してきました。楽しいことだけでなく、困難な時期もありましたが、それら全てが私たちを強くし、今の私たちを形作ってくれました。また、この二十年間、社会でも多くの出来事がありました。例えば、技術の進歩により私たちの生活は大きく変わり、便利で豊かなものとなりました。特に2020年代にはリモートワークやオンライン授業が普及し、新しい働き方や学び方が広がりました。
一方で、私たちは多くの困難にも直面しました。特に高校生活では、新型コロナウイルスの影響で、入学式が出来ず、自粛生活が続き、思うような高校生活を送ることができませんでした。しかし、その中でも私たちは工夫し、支え合いながら乗り越えてきました。この経験は、私たちにとって、大きな学びとなり、今後の人生においても大切な教訓となると思っています。
私たちはこれまでそれぞれの二十年間を歩み、本日、晴れて二十歳として新たな第一歩を踏み出す日を迎えました。これからもそれぞれ異なる道を進むことになりますが、私たちのふるさとである富士川町で得た経験や仲間とのかけがえのない日々は、いつまでも心の支えであり、大切な宝物です。未来には多くの挑戦が待ち受けていますが、これまでの経験と皆様の支えを力に、一歩一歩、前進していきたいと思います。また、この町で育った誇りを胸に刻み、二十歳としての責任を自覚しながら、努力を重ねて生きて行くことを約束し、誓いのことばといたします。
令和7年1月4日
鮫田 叶夢
伊藤 実優
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