地域おこし協力隊 佐藤仁孝・田代憂也
地域産業の開発テーマとして「花々の栽培による産業と観光が連携した新事業」を掲げており、本年の5月より花の都公園内の圃場にて、市場へ出荷するための切り花の試験栽培が本格的に始まりました。
■News1 活動報告
試験栽培の花の品種・品目は市場での人気が高く高冷地での気候にも適したダリア、ケイトウ、ジニア等を専門家のアドバイスのもと選択しました。また農水省の補助金である「ジャパンフラワー強化プロジェクト推進」を活用し、比較的に新しい品目のノリウツギの試験栽培も始めました。ノリウツギは色付きが良いため、白いフジサンアジサイと合わせて花束等にすることで色合いの魅力が増し、新しい特産商品として期待されます。
村民の方々に種蒔きや苗の植込み作業、また栽培の管理や出荷準備の作業にも研修生としてご参加いただき、いよいよ8月より東京の大田市場や県内の花屋さんへの出荷、また花の都公園内の売店での試験販売も始まりました。
栽培した花々は、出荷準備の遅れや害虫・病気の被害により出荷ができない商品も数多く出てしまいましたが、専門家の方々から、高冷地ならではの色付きの良い魅力的な花々の生産が今後大いに期待ができるとの評価をいただき、関係者の皆様の協力と努力により今年初めての市場への出荷や販売を無事に迎えることができました。
これまでの経過を振り返りますと、栽培や出荷における設備や整備、また稼働人員の課題もみえてきました。今後も引き続き課題解決の対策を立てながら、村民の方々と本事業を推進します。
■News2 新しい仲間が増えました!
はじめまして、田代憂也と申します。神奈川県生まれ現在25歳です。地域の魅力を発信し、地域活性化に貢献するため、山中湖村地域おこし協力隊に参加しています。
自然豊かな山中湖の美しい景観に魅了され、この地で地域の発展に携わることを楽しみにしています。これからも地域住民の皆様と協力しながら、地域の魅力を広く伝えていけるように努力していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
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