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[村議会3月定例会]村長所信・提出案件(3)

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山梨県山中湖村

■昨年12月定例会以降に実施した事業報告
次に、昨年12月定例会以降に実施してきました事項等につきまして、概略をご報告申し上げます。

●消防団出初式及び能登半島への職員派遣
最初に、1月7日に実施しました消防団出初式と成人式であります。
消防団出初式につきましては、放水訓練と式典を実施し、団員、日赤奉仕団など約90名の方が参加し、本年の消防活動に向けての決意と昼夜を問わず村民の生命・財産を守り続けている消防団員に対し感謝申し上げたところであります。
今年1年、火災や災害がなく、平穏な村民生活を過ごせるよう願っております。
また、冒頭でも申し上げましたが、能登半島地震では、家屋の倒壊や津波が発生し、今も多くの方々が避難生活を余儀なくされております。
本村では、1日も早い復旧を祈り、2月8日から14日までの7日間、総務省からの職員派遣要請に基づき、山梨県の応援職員と共に石川県珠洲市へ防災専門官の派遣を行いました。珠洲市健民体育館で支援物資の管理を県職員、自衛隊と共に被災者の皆様、地域住民の皆様のためにできる限りの支援を行ってまいりました。依然として断水が続き、家屋の倒壊や道路の陥没などの被害は甚大であります。現在第2回目の派遣を行い、3月3日に出発したところであり、9日までの間、支援を行う予定であります。山中湖村の職員として、被災地で避難をされている方が、安心して避難生活を送っていただけるよう全力を尽くしていただくよう送り出しました。

●成人式
成人式につきましては、「山中湖村二十歳の成人式」として挙行し、40名の新成人が参加されました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、令和3年からの成人式はマスク着用、入場時の検温及びコロナ抗原検査の実施、入場者人数を制限するなどの実施でありましたが、今回は、5類移行後の開催とあって、全ての制限を解除したなかで、盛大かつ厳かな成人式となりました。
村の次世代を担う若者たちが、マスクのないとても晴れやかな笑顔や一人一人が未来に向かって抱負を述べる姿を見ることができましたことは、万感の思いでありました。

●GOTO山中湖事業及びスポーツ文化合宿支援事業の進捗状況
次に、当村の落ち込んだ観光経済の早期回復を目的に実施しているGOTO山中湖事業及びスポーツ・文化合宿支援事業の3月1日時点での進捗状況であります。
まず、GOTO山中湖事業でありますが、支援金見込額が1,590万円、クーポン券が1,412万円で、全体予算の50%の使用率であり、また、利用状況といたしましては、宿泊施設の登録数が81施設で、その内、支援金利用施設が71施設となっております。
スポーツ・文化合宿支援事業は、支援金の申請額が、予算額4,000万円を超え、支払確定額が3,889万円で、97.2%の使用率となっております。
新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類となり、学校側の行動制限も緩和され、合宿客も回復しつつありますが、コロナ禍前の6~7割程度となっております。
次年度も事業を継続したいと考えており、今年度事業の評価・検証を行いながら、観光関連事業者等と合意形成を図り、計画したいと考えております。

●山中湖アイスキャンドルフェスティバル
次に、山中湖アイスキャンドルフェスティバルでありますが、閑散期における集客を目的に観光協会が主催となり、平野旅館民宿組合、富士山自然学校、山中湖おもてなしの会などが参画し、南関東防衛施設局の協力のもと米軍20名がボランティアとして参加し、2月11日に実施いたしました。併せて、平野旅館民宿組合青年部によるスカイランタンフェスティバルも開催し、交流プラザきららの原っぱをメイン会場に5,000個のキャンドル、400基のランタン、冬花火が夜空を彩り、多くの人で賑わい、来場者数は、1万1千人でありました。関係者の皆様には、深く敬意と感謝を申し上げます。

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