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[特集]村内に移住した人たちのこえ(2)

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山梨県山中湖村

■豊かな自然に囲まれた、心豊かな生活
2019年の2月に東京都武蔵野市から、「自然の中で暮らしたい」と新たな環境を求め、旭日丘地区に移住した石川ファミリー。移住から約5年が経過し、日々の暮らしや季節のなかであらためて山中湖村の魅力を実感しています。

◆2019年 東京都武蔵野市から移住
石川家 profile
家族構成…夫婦と子供1人
裕介さん(44) 真弓さん(41) 愛くん(8)

▽豊かな自然の中で、子どもを育てていきたい
移住のきっかけは、ご主人の裕介さんが幼少時代に山中湖村の自然の中で過ごした経験を長男の愛くんにも体験させたいという思いからでした。当初は裕介さんが父から相続した別荘を片付けるため、幼い愛くんを連れて山中湖村に通い始めました。家族で楽しみながら片付けているうちに、裕介さん自身が子どものころ、この山中湖村の別荘で過ごした思い出が鮮明になり「豊かな自然に囲まれたこの環境で子どもを育てたい」という気持ちが大きくなり、2019年の冬に移住をしました。

▽移住して見えた、山中湖村の魅力
移住した当初は2月だったこともあり、『雪』と『寒さ』に悩まされたお二人。「移住した初日に、雪に降られ車がスタックしてしまったので車をおいて、歩いて自分の家までの坂を登ったという雪の洗礼にあいました。その時、身体の震えが止まらないほど寒かった記憶があります。」しかし今では、冬を満喫している石川ファミリー。「山中湖村の厳しい冬を乗り越えられたときの達成感はなにものにも変えられない充実感があります。身体も寒さに強くなったと思いますし、自信に繋がりました。」四季の生活の中で、家族皆で考えながら少しづつ生活環境を整えていくのが楽しく、日々の『幸せ』を実感しているそうです。
移住後、裕介さんは別荘管理の仕事を始めました。開業当初は大変でしたが、周囲の方々に教えてもらったり、協力していただきながら仕事の内容をふやすことができました。「この地域の人々のコミュニケーションや繋がりの深さが山中湖村の魅力だと思います。困っていたら周りの人が手を貸してくれる暖かさがあります。」と裕介さん。自分自身も地域の力になれるようにと、積極的に地域活動に取り組んでいます。

▽日々の生活の中で感じる、心満たされる美しい景観
日々の生活の中で何よりも感じるのは自然の美しさ。特に雄大な富士山と山中湖の景観が素晴らしいと口をそろえるお二人。「都内に住んでいるときは、あまり感じられなかった、四季折々の景観の美しさや移り変わり。何と言っても富士山に一番近い湖、山中湖から望む、麓まで見ることの出来る富士山は大迫力です!日々、元気をもらっています。」5年たった今でも、家族で山中湖村の自然と景観を楽しんでいます。
移住当初2歳だった愛くんは小学2年生になりました。「豊かな自然や周囲の優しい人たちに囲まれて、息子はのびのびと元気に育っています。」笑顔で話すお二人は、山中湖村の魅力を、最近特に実感しているそうです。

◆より豊かな暮らしやすさを目指して 村の取り組み
豊かな自然を守り、育む、支えるために
村では、豊かな環境を守り続けて行き、住みやすい村の実現と快適な生活環境の確保を図るため「山中湖村の豊かな自然を守る、育む、支える基本条例」を制定しました。
事業者や村民、ボランティア団体などの環境保全活動への協力。住民参加型のイベントを通じ村全体の環境美化意識の向上を考えています。

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