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[特集]村内に移住した人たちのこえ(3)

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山梨県山中湖村

■周囲の人々の繋がりが暖かく心強い
2021年の10月に東京都三鷹市から、都会の喧騒からはなれて穏やかでゆったりとした暮らしを求め、平野地区に移住した鶴野ファミリー。豊かな自然と優しい人たちに囲まれ、穏やかな時間のなかで約2年が経ちました。

◆2021年 東京都三鷹市から移住
鶴野家 Profile
家族構成…夫婦と子供1人
祐太さん(30) 藍蘭さん(34) 永茉ちゃん(3)

▽穏やかな時間と心豊かな暮らしを求めて
鶴野さん一家が移住を考え始めたのは、娘の永茉ちゃんが生まれて半年が経った頃のことでした。「コロナ禍だったこともあり、都会の閉塞感や人と関わりにくい環境に窮屈さを感じて、育児や生活に対する不安を感じていました。」いくつか候補地を検討していたのですが、いまいち決めかねていたところ、9月に山中湖村を訪れて、自然豊かな環境や雰囲気が良かったので10月には移住を決め、もともと藍蘭さんの母親が所有していたリゾートマンションへ移住しました。
ご主人の祐太さんは、仕事の都合から、山中湖村と東京都三鷹市を往復する二拠点生活を続けています。「休前日の就業後に山中湖村にきて、仕事前日の夜に東京へ戻ります。家族がこちらにいるので『ただいま』という感覚。生活の拠点は山中湖村です。」

▽人と人との距離の近さが、心地よく心強い
「実際に暮らしてみて、何より人と人との距離の近さが心地いいです。東京では家と家が物理的に近いけど人との距離が遠く感じる。山中湖村の方々は、気を遣って接するとかではなく、他人事も自分事みたいな感じで接してくれる感じがします。自分が思っている以上に周りの人が気にかけてくれます。例えば雪かきで困っているときにスコップを貸してくれたり、手伝ってくれるなど、協力しあいながらの生活が根付いている感じがします。」と祐太さんは話します。
藍蘭さんは、「移住当初は馴染めるのか不安でしたが、娘の保育園の送り迎えなどで同じ保育園のお母さんたちが声をかけてくれて、ありがたいし心強い。」マンションのご近所さんに、子育てや仕事について相談できるのも嬉しいし、永茉ちゃんと遊んでくれる方たちもいて助かるそうです。

▽観光地ならではの楽しさ+刺激
山中湖村の観光地ならではの楽しみと自然を満喫しています。永茉ちゃんの散歩中に湖畔で白鳥に餌をあげたり、近くの牧場で馬に乗ったり、紅葉まつりやお祭りなどのイベントに家族で遊びに行ったりと楽しんでいます。
祐太さんは「山中湖村に帰ってくると、自然はあるし、季節を感じられるし、ゆったりとした時間を感じられるし、都会と違う刺激があって楽しい。」と生活を満喫しています。
「移住したのは、自然のなか、のびのびとした環境で子育てや生活をしたいな…というのがあって。振り返ってみると、それができてるなって…」と夫婦ふたり、笑顔で話しました。

◆より豊かな暮らしやすさを目指して 村の取り組み
村民のコミュニケーションを育むために
村では、乗馬体験やアロマスプレー作り、朝ヨガ教室やボクササイズ教室等、地域交流や健康増進のために村民に向けた、様々な事業を開催しています。移住された方の参加も多く、地域住民との交流の一つの場となっています。今後も多くの地域交流の場を作れるよう取り組んでいきたいと思います。

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