■夏の脱水対策について
私たちのカラダは体温が上がりすぎないように「汗による放熱」「皮膚からの放熱」でコントロールしています。カラダは脱水にならないように、食事や飲水などで水分を摂り、体内の水分量を微妙なバランスで調整しています。気温が上がる夏の体は、汗などで失われる水分量も増えるため、常にかくれ脱水との綱渡り状態にあると認識ください。
◆かくれ脱水はなぜ怖いの?脱水と熱中症の関係は?
熱中症予備軍と呼ばれる「かくれ脱水」。体内に十分な量の水分があると、血液が体内を循環する間に、カラダの中にこもった熱を逃すことができます。この血液の元となるのが水分です。逆に、体内の水分量が減ると、カラダを冷やしてくれる血液の量も減ります。血液の流れが低下すれば体内に熱がこもり、体温調節機能に支障が出て、熱中症に発展するリスクが高まります。
▽かくれ脱水を疑う症状
・皮膚の艶がなく、乾燥し、がさつく。
・口の中がねばつく。
・食べ物がパサつき、ツバが少なくてゴクンとのみ込めない。
・便秘になった、あるいは以前よりひどくなった。
・足のむくみがあり、靴下を脱いだ跡が10分以上残る(高齢者)
◆爪や尿の色でも判断できる脱水症のサインとは
脱水症が生じた際には体調不良のほか、爪や尿の色などに比較的分かりやすいいくつかの「サイン」が見られます。ご参考になさってください。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■7月の診療体制
※受付時間は、診療時間の30分前となります
※土曜日診療(田邊医師)
内科、外科、小児科、小児外科
・7月6日(土)午前中
・7月27日(土)午前中
※エコー検査
・7月11日(木)午前中
問合せ:【電話】28-7510
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