村議会6月定例会 村長所信・提出案件(2)

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◆村長所信(抜粋)
▽災害対策関連について
今月3日の早朝6時30分ごろ突然のJアラートが配信され、大型地震がいよいよ来たかと、体が震える思いでありました。震源地である能登半島においても最大震度5強を観測し、被害も多数あったと聞きました。山中湖村においてもいつ何時災害が起きるとも限りません。これからも防災訓練などを通じて、村民の皆様にも防災意識を高めていただきたいと思います。村の防災対策につきましては、毎年9月の防災訓練はもとより、6月は国土交通省により土砂災害防止月間に定められており、当村も災害に備えて、消防団による非常呼集訓練が5月27日に行われ、初動体制の確認がされました。
また、令和3年度から継続して、各地区の自主防災会の皆様に対し、土砂災害、洪水及び富士山火山のハザードマップ説明会及び避難所開設・運営説明会を行い、いざというときに役立てるよう取り組んでいるところであります。また、災害への対応としては、情報収集が何よりも重要なものとなります。村では防災無線のほかに、スマートフォンの防災アプリ、ホームページ等で情報を発信し、災害面での安心安全に行動できるよう更に取り組んで参ります。

◆議会提出案件(概要)
▽報告第5号…令和5年度山中湖村一般会計繰越明許費繰越計算書について
総務費の総務管理費として、公用車購入事業、明神前交差点周辺整備事業、総務費の戸籍住民登録費として、戸籍附票システム改修事業、住基システム及びコンビニ交付システム改修事業、農林水産業費の農業費として、山中第7地区地籍補足調査事業、土木費の河川費として、一の堀二の堀調節池維持管理事業、以上の6事業について、合計2億1,405万1千円を繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。

▽報告第6号…令和5年度山中湖村下水道特別会計繰越明許費繰越計算書について
事業費の下水道整備費のマンホールポンプ場設備更新事業について、1,133万円を繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。

▽報告第7号…令和5年度山中湖村後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書について
総務費の総務管理費として、電算処理システム機器更改事業について、39万6千円を繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。

▽報告第8号…経営状況報告について
本村が出資しております株式会社山中湖観光振興公社の、令和5年度の経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定により、報告するものであります。

▽議案第42号…山中湖村特別職の職員で常勤するものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
山中湖村特別職報酬等審議会からの答申を踏まえ、見直しを行うことに伴い、所要の改正を行うものであります。

▽議案第43号…山中湖村議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について
山中湖村特別職報酬等審議会からの答申を踏まえ、見直しを行うことに伴い、所要の改正を行うものであります。

▽議案第44号…山中湖村文化財保護条例の一部を改正する条例制定について
村の文化財や歴史に詳しい方々の減少に伴い、定数を安定的に継続して委嘱することが難しくなってきているため、従来の7人という定数を5人以上7人以下と改めるために所要の改正を行うものであります。

▽議案第45号…山中湖文学の森・徳富蘇峰館設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について
施設の有効活用を目的とする企画展示室及び視聴覚室の一般への有料貸出を行うために、所要の改正を行うものであります。

▽議案第46号…令和6年度山中湖村一般会計補正予算について
(歳入)村税の個人定額減税に伴い、現年度課税分として、2,452万1千円を減額し、その補填分として地方特例交付金の定額減税減収補填特例交付金を、2,452万1千円の増額、国庫支出金の総務費国庫補助金として、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金5、284万3千円を、県支出金の商工費県補助金として、富士の国やまなし観光振興施設整備補助金1,000万円をそれぞれ増額、財政調整基金繰入金1,356万7千円を減額し、計上しました。
(歳出)各科目の職員人件費につきまして、人事異動等に伴う費用の過不足分を、調整するために組み替えたものであります。
総務費の総務管理費は、一般管理費として財務給与システム経費64万9千円を、計上しました。
民生費の社会福祉総務費として、物価高騰対応重点支援金事業5,357万9千円を、計上しました。
商工費の観光費として、観光一般事務経費40万円を、計上しました。
土木費の道路橋りょう費は、平野4号線道路改良事業として、561万4千円を計上しました。
消防費の非常備消防費は、消防団員報酬として、155万3千円を、防災対策費は、防災対策推進事業として、44万円を計上しました。
教育費の教育総務費は、議会特別委員会の中間報告を受けて、具体的に事業を進めるため、統合小学校検討資料経費として、203万5千円を、小学校費は、学校維持管理費として、山中小学校のエアコン設置リース費490万5千円を、同じく東小学校のエアコン設置リース費152万8千円を、中学校費は、学校維持管理経費として、21万7千円を、特別活動経費として、33万6千円を、社会教育費は、三浦環顕彰事業として、8万円を、情報ライブラリー維持管理経費として、修繕費88万円を計上しました。
この結果、総額4,945万6千円の追加補正となり、歳入歳出それぞれ53億3,782万6千円となっております。