■富士山火山・地震
寒い季節となりました。災害に関しては大雨のリスクは低下しましたが、富士山噴火と地震は季節を問わず、発生します。1年前の能登半島地震は1月1日に発生しましたし、富士山の宝永噴火は300年以上前の1707年の12月16日に発生し12月31日に終焉しました。そこで今回は地震と富士山噴火に関して昨年10月26日に開催した防災シンポジウムでそれぞれの専門家が強調したポイントについてまとめましたのでご覧ください。
◆富士山科学研究所
▽富士山噴火
火山現象(溶岩流、降灰、火砕流、融雪型火山泥流など)を理解し、どの火山現象が自分の行動範囲(自宅・職場や周辺道路など)にどの位の時間で到達するのかをハザードマップ(富士山火山避難マップ)をみて理解しておくこと。
▽地震
地震は突然起こるので普を段からの備えが特に重要。
特に、耐震化や家具の固定、非常持出品の準備などが必要。
▽富士山噴火・地震共通
・普段から地域や隣近所との関係を良くして、いざという時に助け合えるようにしておくこと。
・正しい情報に基づいて行動すること。うわさやSNSの情報だけに頼ったりせず、気象庁や役場、NHKなどの主要なメディアから情報を入手。
なお、富士山火山研究所の両講師の基調講演資料を村ホームページに掲載しておりますのでご覧ください。
また、ハザードマップ(土砂災害・洪水)とともに富士山防災マップ及び山梨県地震被害想定結果報告書を村のホームページに掲載しておりますので併せてご覧ください。
右のような、災害の備えについてご家庭などで確認しておきましょう。(村の洪水ハザードマップから抜粋)
※詳しくは本紙をご覧ください。
問い合わせ:総務課
【電話】62-1111
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