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自治体の皆さまへ

地域包括支援センターだより

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

【連載】あたりまえに支えあえるやさしいまちへ
皆さんはどの程度「認知症」についてご存じですか。超高齢化社会となり、身近となった認知症について連載でお伝えしています。認知症の人と当たり前に支えあいながら暮らしていけるまちを目指し、学んでみませんか。
今回は、認知症の主な要因や予防を学びます。

■vol.7 その人らしさを支える支援 part2「食事の大切さ」
食事は、身体の栄養だけでなく、家族や友人とのコミュニケーションを図ることで、心の栄養としての役割もあります。認知症を持つ人にとっても、美味しい・楽しいと思える食事は身体と心の栄養になります。
そのために、家族や周りの人ができる気づかいや工夫として以下のようなことがあります。

・食事の支援は介護保険や民間のサービスを活用
・消費期限をチェックして食中毒を予防
・食事は本人の好きな物を好きな味付けで
ただし極端な栄養の偏りには注意
体重が減っているなど心配なときは、医師に相談を。
・週に1、2回は誰かと一緒に食事を
家族揃っての食事が難しいときは、デイサービスを活用

◆認知症の人がこんな時はどうする?
▽うまく口に運べない。食べこぼしが気になるときは…
・介護用のスプーンやお皿など食器を工夫
・ランチョンマットやひざ掛けを使う
・周りの人は食べこぼしを指摘しないことも大事

▽本人が食事をしたことを忘れてしまうときは…
・すでに食事をしたことを指摘しないことが大事
・「これ食べて待っててね。」とフルーツなどの軽食を出す。するめや昆布などのゆっくり食べられるもので満腹感を得る。

家族や周りの人のちょっとした気づかいで、認知症を持つ人の食事が美味しく楽しい時間となります。
次回は、vol.8 その人らしさを支える支援 part3「役割を奪わない」です。

■介護家族のためのほっとスペース
市内で介護をしている人の学びの場・交流の場です。
日時:7月28日(金)14:00~15:30
会場:牧丘支所2階会議室(要予約)
内容:ミニ講座(内服について)
共催事業所…日下部記念病院
予約:地域包括支援センター
【電話】23-0294

■もの忘れ相談
日時:
7月6日(木)13:30~、14:15~(中澤良英医師)
8月7日(月)13:00~、13:45~(飯島昭彦医師)
会場:市役所東館1階相談室(要予約)
予約:地域包括支援センター
【電話】23-0294

■地域元気あっぷ教室 7月
身体を動かしたストレッチや筋トレ、脳トレの教室を各地区で開催しています。参加希望者は介護保険課までご連絡ください。

■成年後見制度について
成年後見制度とは、本人に代わりお金の管理や公共料金の支払い、各種手続きをサポートする制度です。認知症や障がいを理由にお困りごとがありましたら、ご相談ください。
山梨市成年後見支援センターでは、後見制度に関する出前講座を実施しています。成年後見制度について詳しく知りたい方は是非お申し込みください。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】23-0294

問合せ:
・地域包括支援センター【電話】23-0294
・介護保険課介護予防推進担当【電話】内線1231~1233

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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