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春の叙勲

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

令和5年度春の叙勲・危険業務従事者叙勲で栄誉を受けられた皆さんを紹介します。
ご受章おめでとうございます。

■危険業務・警察 瑞宝双光章
中村 美秀(なかむら よしひで)さん(歌田・73歳)
中村さんは、昭和42年に山梨県警に採用され、警察学校を卒業後、小笠原警察署(現:南アルプス警察署)に配属されました。その後、昭和57年に警部補に昇進、県警察本部を中心に警察官の職務に従事し、平成22年3月に警部職にて退職されました。
警察官の生活を振り返り、特に印象に残った仕事として、県警察本部地域課にて10年以上にわたり、県警ヘリコプター「はやて」の運用に携わったことを話してくださいました。当時は15署あった県内の警察署の情報を一括で管理し、救助の要請に対応していたとのこと。
特に、薬師岳での救助活動で、ヘリコプターが強風にあおられながらも滑落した女性の救助を行ったことが一番印象に残っていると、当時を振り返りました。
受賞にあたり、「まさに晴天のへきれきだった。支えてくれた方々に感謝したい。」と、周囲の人への感謝の気持ちを語ってくださいました。

■危険業務・消防 瑞宝単光章
雨宮 繁(あめみや しげる)さん(山根・67歳)
雨宮さんは、昭和54年に東京消防庁に入庁され、平成8年、杉並消防署勤務時に、第二消防方面本部消防救助機動部隊(通称:ハイパーレスキュー隊)の初代隊長を務められました。平成28年3月、小金井消防署の大隊長にて退職されました。
消防士生活を振り返り、特に印象に残った仕事をお聞きすると、阪神大震災の際、現地で救助活動を行い、時には辛い場面に直面することもあったが、一人でも多くの命を救うおうと懸命に活動したこと、三宅島の噴火の際にも救援活動を行ったこと、また、平成2年に出場した全国消防救助技術大会の「ほふく救出の部」で仲間と力を合わせ優勝したことを挙げられました。また、消防官として初めての機動隊部ができた時の隊訓である「矜持」を貫いて勤め上げられたことに満足しているとおっしゃいました。
受賞にあたり、「自分一人だけの力ではなく、周りの方々の支えがあってのこと、感謝しています。何より家族の笑顔を見たくてこれまで頑張ってきて本当に良かった」と喜びを笑顔で語ってくださいました。

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