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「痛風」や「尿酸値」という言葉はよく耳にしますが、どのような関係があるのだろうと疑問に思う人も多いのではないでしょうか?今回は、「尿酸とは何か」というところから痛風・高尿酸血症についてお伝えしていきます!
痛風は、風が吹いても痛いと表現されるほどの痛みが発作的に起こる関節炎で、足の指の付け根あたりに痛みを感じるのが特徴です。痛風の原因となるのが、血液の中に「尿酸」が異常に増える「高尿酸血症」という病気です。男性に多く発症し30~40代の3割が高尿酸血症と言われています。
■尿酸とは?
細胞の核などに含まれているプリン体という物質が代謝してできた老廃物のことです。成人の体には約1,000mgの尿酸が蓄積されています。尿酸の量は体内で作られる量と体外に排出される量によってバランスがとられています。
■尿酸量のイメージ
食べ物から入る尿酸…約100mg
体内で作られる尿酸…約500mg
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体内の尿酸量…約1,000mg
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尿から排出される尿酸…約500mg
便から排出される尿酸…約100mg
来月号では、なぜ尿酸値が上がると痛風になるのか、痛風の症状等についてお伝えします!
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