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秋の叙勲・褒章

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

令和5年度秋の叙勲や褒章など栄誉を受けられた皆さんを紹介します。
ご受章おめでとうございます。

■危険業務・警察 瑞宝双光章 藤原 今朝男さん(北・73歳)
藤原さんは、昭和43年に山梨県警に採用され、大月警察署、塩山警察署(現:日下部警察署塩山分庁舎)、県警本部などを歴任しました。
平成22年3月に退職されるまでの42年間のうち、32年間を交通警察部門(交通事故捜査、交通指導取り締まり、交通安全教育など)に従事し、人々の安全を確保するためにご尽力されました。
とくに富士吉田警察署時代、年末年始の初日の出暴走をはじめとする暴走族の取り締まりに、毎週のように従事していたことが大変だったと、当時を振り返りました。また、県警本部の交通規制課時代に都市総合交通規制に参加し、スクールゾーンや速度規制などの整備を行ったことも印象に残っているそうです。
今回の受章を受けて「地道に一生懸命取り組んできたことが評価されて、大変光栄です。支えてくれた家族とお世話になった皆さんに感謝したい」と笑顔で語ってくれました。

■危険業務・警察 瑞宝双光章 海瀬 正二さん(三ヶ所・73歳)
海瀬さんは、昭和44年山梨県警に採用され、南部警察署に配属されました。その後、白バイ隊や機動隊、各警察署、県警察本部で主に交通警察部門の部署を歴任し、平成23年に笛吹警察署で退職しました。
機動隊在籍時には、他県への応援も多くあり、当時の学生運動への対応などを経験したほか、交通機動隊在籍時は、年末年始の暴走族の取り締まりを行うなど、緊張感のある現場に従事していたことが印象に残っているそうです。
今回の受賞を受けて、「思いがけないもので、これまで支えてくれた多くの方々のおかげであり、感謝している」と語ってくれました。
最後に、年末年始で車で出掛けることも多くなる中で、長年の経験から、「日が短いので、夕暮れ時は早めのライト点灯と、歩行者は明るい服装や反射材を身につけるなどを意識していただきたい」とアドバイスを頂きました。

■危険業務・消防 瑞宝双光章 岩下 清さん(市川・68歳)
岩下さんは、昭和52年に東山梨消防本部に採用され、火災の予防や啓発に関わる予防係、指令課長などを歴任しました。
平成6年には、救急救命士の資格を取り、その後は主に救急専門として、住民の命を守りつなぐ業務に尽力されました。
特に、東日本大震災の時、東山梨消防本部の隊長として震災当日に宮城県に消防車と救急車で出動し、現地での救助・救援活動を統括したこと、無線デジタル化の整備に携わったこと、また、何より当時管内最初の救命救急士となったことで、救急時に必要な医療行為ができるよう、医師との連携を図ること、人材の育成・機械導入などの体制づくりを一から行い運用できるようにしたことが印象に残っているとお話していただきました。
今回の受章を受けて「皇居で天皇陛下からお言葉をいただいて叙勲の重みを実感しました。これまで取り組んできたことを評価されたことが、とても嬉しかったです。支えてくれた同僚や理解を示していただいた先輩方、そして家族に感謝したい」と笑顔で語ってくれました。

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