謹賀新年 令和6年

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本紙2～3ページ掲載の写真の作品は、根津記念館で行われた日本画展「映水・棚町宜弘展～山梨を愛する作家たち～」で旧主屋に展示された映水氏の『白龍神波図』です。
「白龍神は龍の中でも最も早く飛び、白は光の三原色を合わせた色であることから、光やエネルギーそのものであると考えています。」(作者談)

■新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染症が5類に移行し、多くのイベントが通常開催されました。「万葉うたまつりとホタル観賞会」や「笛吹川源流まつり」などの市の一大イベントが復活し、多くの市民の皆様の笑顔と喜びを感じることができ、とても嬉しく思いました。
また、イタリアのローマで「世界農業遺産」の認定証授与式に出席し、峡東地域の農業の誇りを改めて感じました。
さらに、アイオワ州スーシティ市と姉妹都市提携20周年を記念し、5月に来日した学生と交流や記念式典を行いました。
私も11月に訪米し、さらに親交を深めることができたと実感しております。
今年の干支は「辰」で、勇気と成長の象徴です。市政においても、さらなる前進と発展を目指します。直面する人口減少を打開するためにも、JR山梨市駅と東山梨駅の中間に位置するアザレアタウン地区の開発が、山梨市の百年の計ともいえる非常に重要な事業となっています。
その他にも、市民に寄り添ったきめ細やかな独自の施策を展開し、暮らしを支え、安全・安心と活力に満ちたまちづくりに努めてまいります。市民とのコミュニケーションを大切にし、市民の声を真摯に受け止めて、皆様のニーズと期待に応えるために、努力を惜しまない覚悟です。力を合わせ、ともにより良い山梨市をつくり上げていきましょう。
本年が市民の皆様にとりまして健康で幸多き年となりますようご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

山梨市長　高木　晴雄

■令和5年を振り返って
・世界農業遺産認定証授与式(5月)
・第3回全国桃サミットinやまなし(7月)
・市制祭・観光大使任命(10月)
・市長と市民のふれあいトーク(11月)