■誓いの言葉
若月 和信
この20年間、自然に囲まれたこの土地でさまざまな発見や経験をし、多くの人に支えられながらここまで成長することができました。共に歩んできた仲間たち、時には優しく、時には厳しく教え導いてくれた両親や先生たちには本当に感謝しています。特に、たくさんの愛情をそそいでくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。今までたくさん迷惑をかけてきましたが、今この場に立てているのも、いつもそばでサポートしてくれた両親の存在があったからだと思います。
最近は地域の人間関係が希薄になっていると聞きますが、私たちの生まれ育った、ここ山梨市では、通学時すれ違う人たちに挨拶をすると笑顔で挨拶を返してくれる方々ばかりです。温かい方々に見守られながら育ってきたことが実感でき、そんな日々が今では懐かしく思い出されます。
私たちは「二十歳」という大きな節目を迎えましたが、社会人としてはまだまだ未熟です。学生として勉強中の人、すでに就職をして仕事に毎日奮闘している人、まだ将来の夢を迷っている人など、さまざまな立場に置かれていることでしょう。置かれている立場は違いますが、それぞれが自身の目標に向けて一歩一歩、歩み続けている最中です。
これからも人との関わりを大切にし、自分も誰かの支えになるような社会人になれるように日々精進してまいります。また、どんな時でも感謝の気持ちを持ち、些細なことでも「ありがとう」の言葉を忘れないようにしていきたいと思います。
新型コロナウイルスの制限がなくなり、私たちはコロナ禍があけた社会の中をこれから生きていきます。次世代を担う社会の一員としての自覚を持ち、失敗を恐れることなく、自分らしい人生を歩んでいきたいと思っています。
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