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山梨市内の少年野球チームに~元プロ野球選手 工藤公康さんらによる野球教室

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

2月25日(日)に石原なち子記念体育館にて、加納岩総合病院主催(山梨市後援)の元プロ野球選手工藤公康さんらによる野球教室が開かれました。当日は、雪のため体育館での開催となりましたが、参加した市内少年野球チームの子どもたちは、元プロ野球選手からの指導に、目を輝かせながら練習に取り組んでいました。

■講師陣の紹介
◇工藤公康さん 投手
(元西武~ダイエー~巨人~横浜~西武)
通算224勝と数えきれないタイトルを獲得してきた球界を代表する投手。現役時代は西武、ダイエー、巨人の3球団で合計11回の日本一に貢献、監督時代はソフトバンクを5回の日本一に導いた優勝請負人。

◇野村弘樹さん 投手
(元大洋~横浜)
90年代の横浜ベイスターズの投手として活躍、93年には年間17勝で最多勝を獲得、98年にはエースとして13勝を挙げ横浜の日本一に貢献、通算101勝と998奪三振を記録する。引退後は解説者としても活躍。

工藤さんと野村さんは、各チームの投手に対して個別に指導を行いました。身体の使い方や腕の振り方などをマンツーマンで丁寧に教えながら、それぞれの疑問点やこうしたいという意思に対してもアドバイスをしてくれました。

◇大塚光二さん 外野手
(元西武)
西武ライオンズの外野手として活躍、明るい性格からチームではムードメーカーの存在。日本シリーズには強く92年の日本一貢献するほか、98年には6打席連続安打を記録。引退後は東北福祉大学硬式野球部の監督を務める。

大塚さんは、守備について「うまくいかなかった時に下を向かないこと」や「ミスをしたときには仲間に声をかけること」など上手くなるために必要な決め事を子どもたちに負けないくらいの明るさで教えてくれました。

■加納岩総合病院中澤院長から工藤さんに依頼して実現
この野球教室は、加納岩総合病院の中澤良太院長が、地元である山梨市の子どもたちに、ワクワクするようなことを経験させてあげられないかと、工藤公康さんに依頼したことで実現しました。
練習指導のあとは、じゃんけん大会や「歩成」さんのご厚意によるほうとうの振る舞いなどがあり、最後まで子どもたちの楽しそうな声が体育館に響き渡りました。
午後には、5人制野球の体験会と、中澤院長による投球障害に関する勉強会を指導者、保護者向けに開催しました。

■スポーツリズムトレーニングを体験
インストラクターの保坂さん、加納岩病院や山梨リハビリテーション病院のスタッフの皆さんの指導で、子どもたちやその保護者がスポーツリズムトレーニングを体験しました。

■工藤公康さんのコメント
◇子どもたちを指導しての感想
子どもたちは、教わっていることに対して、真剣に聞きながら、それを自分で何とか出来るようにしようとしていました。また、能力が高い子どもが多く、今後が楽しみと、一緒に指導した2人と話しました。

◇工藤さんにとって野球の良さとは
野球には場面場面で間が生まれ、そこに考える時間があります。瞬間で判断をする場面もあれば、考えて動きをイメージする場面もある。その部分に他のスポーツにはない面白さがあると思います。

◇工藤公康さんのインタビューは、山梨市公式ホームページで掲載しています。

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