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自治体の皆さまへ

市民のみなさんの健康のために…第4次山梨市健康増進計画を策定しました

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

■基本理念(計画の基本的な考え方)
元気・生きがい 地域で支える健康づくり

子どもから高齢者まで、病気や障害の有無に関わらず、全ての市民が健やかで心豊かに生活できるように、市民一人ひとりが健康に関心を持ち、主体的な健康づくりに取り組めるよう、地域・行政と協力しながら、以下の8つの分野の健康にアプローチし、「一生涯元気で生きがいのある市民生活の実現と健康寿命の延伸」を目指します。

■健康づくりの8分野
(1)栄養・食生活
(2)運動・身体活動
(3)こころの健康
(4)喫煙・飲酒
(5)歯・口腔の健康
(6)血管の健康
(7)がんの予防と共生
(8)健康な骨づくり

■計画の期間
令和6年度から令和17年度までの12年間とします。
令和11年度に中間評価、令和17年度に最終評価を行います。

■山梨市の現状と課題
国の健康づくりの指針である「健康日本21」では、ライフコースアプローチ*の観点を取入れることが重要であるといわれています。本市においても、高齢者が多い現状の中、特に循環器疾患や骨折の予防は、早い段階から継続的に取り組みを推進していく必要があります。

前計画では各分野の取り組みをライフステージ別に実施してきましたが、生涯を通しての健康への取り組みをしていくことが必要です。

*ライフコースアプローチ…成人になってからおきる病気を、胎児期・乳幼児期から予防していこうという考え。

本計画では、各分野において、市で取り組むこと、市民に取り組んでほしいことを記しています。
その中から、本計画から新たに取り組むこととした3つの分野について、紹介します。

私たちにもできることがあります!
一緒に取り組みましょう!

■血管の健康(循環器病の予防)
市の現状:
・内分泌疾患(糖尿病や脂質異常症)、循環器疾患(高血圧)が多い
・男女とも年齢が上がるにつれ、血圧やコレステロール値が高い人が多い
・特定健診受診率が低い

市が取り組むこと:
・特定健診を受けやすい体制づくりに取り組みます
・精密検査の未受診者が適切に受診できるよう取り組みます
みんなで取り組むこと:
・循環器疾患や糖尿病の危険性を高める喫煙や過度の飲酒、運動不足や肥満、減塩などの食事についての知識を習得しましょう
・かかりつけ医を持ちましょう

■がんの予防と共生
市の現状:
・がん検診受診率が低い
・がん検診の精密検査受診率が低い
・がん治療の過程で、外見変化について相談できた割合が低い

市が取り組むこと:
・がん検診の受診率向上に向けた対策をしていきます
・がん患者に対するアピアランスケア事業*を実施します
みんなで取り組むこと:
・がん予防のための生活習慣を学びましょう
・がん検診の必要性について知り、がん検診を受けましょう
・精密検査の受診勧奨通知が来たら、早めに受診をしましょう
*アピアランスケア事業…治療による脱毛などの外見変化による心理的負担を軽減するため、相談や医療用ヴィッグ等の助成をします

■健康な骨づくり
市の現状:
・骨粗しょう症検診は、他の女性特有の病気に関する検診と比較して、受診率が低い
・65歳以上の高齢者では、骨折による医療費が1番高く、女性に多い
・精密検査を受診した人のうち、約35%が骨粗しょう症と診断された

市が取り組むこと:
・骨量を維持するための生活習慣について普及啓発します
・骨粗しょう症検診の普及啓発に努めます
みんなで取り組むこと:
・子どものころから健康な骨を育てることの重要性を学びましょう
・骨量を維持するため、体力や健康状態にあった運動を行いましょう
・女性は、定期的に骨粗しょう症検診を受診しましょう

その他の分野における、市での取り組み・市民に取り組んでほしいことなどは、市ホームページをご覧ください。すべての市民が健やかで心豊かに生活できる山梨市を目指します。

問合せ:健康増進課 健康づくり担当
【電話】内線1162

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