■コレステロールと食事
食事によるコレステロール摂取量は、血液を流れているコレステロール値に影響はないと言われていますが、コレステロールの量が調整されずバランスが崩れるなどの異常が起こると、コレステロール値が高くなります。
食事から摂るコレステロールは2~3割程度で、残りの7~8割は肝臓で作られています。
コレステロールを多く含む食品を極端に減らすことよりも、
・LDL(悪玉)コレステロールを作りやすくする食品を摂り過ぎない
・LDL(悪玉)コレステロールを下げる効果のある食品をしっかり摂る
ことが大切です。
◇LDL(悪玉)コレステロールを作りやすくする食品
・バターや生クリームなどの乳製品、菓子類
・肉類(レバーやモツ、ベーコン)
摂りすぎない!
◇LDL(悪玉)コレステロール値を下げる働きがある食品
・青魚(あじ、いわし、さんま、さばなど)
・えごま油やアマニ油など
・食物繊維を多く含む食品(野菜類、海藻類、キノコ類、こんにゃく、豆類)
しっかり摂る!
NEXT:来月は中性脂肪について紹介します。
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