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自治体の皆さまへ

能登半島地震災害派遣レポート #能登にチカラを!(2)

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

■被災地の道路状況について
今回の震災では、幹線道路をはじめとした多くの道路が被害を受け、それが物流や支援の大きな支障となりました。災害派遣チームとして訪れた珠洲市内の多くの道路が、陥没や土砂崩れ、マンホールなどの埋設物の隆起といった被害を受けていました。そのため幹線道路を中心に応急的な復旧が進められていました。
派遣期間中は天候が良い日が続き、道路の復旧工事も急ピッチで行われ、市街地が日に日に通行しやすくなったり、幹線道路が徐々に復旧し、弁当など食品の運送が始まるなど、道路状況の改善やそれに伴う生活環境の改善を肌で感じました。
被災地での活動を通して、災害発生時での対応を考える上でも貴重な経験となりました。
珠洲市を含め被災地では現在も多くの人が自宅に帰ることができない状況にあります。市民の皆さんも、自分自身の身に起きたことを想定して、長期の断水への対応やいざというときの行動について考えてみてください。

■被災地における情報発信手段
被災地では、支援物資の配布日や行政手続きの開始など、住民に対して情報をいち早く伝えなければならないという状況が多く発生します。
災害派遣チームとして訪れた珠洲市では、主にホームページや公式LINEで情報発信をしており、これにより市民は、必要な物資の受け取りの日や行政手続きについて知ることができています。しかしながら、これらの情報入手手段が利用できない人は、市内で流れる防災無線や人伝により情報を得ることになり、聞き逃しや、誤った情報を入手してしまったというケースも多くありました。
そのため、一人でも多くの人ksyamanasi_2406_05.jpg必要だと感じました。
本市では、主に防災アプリから防災無線の内容や防災情報などを発信しています。災害発生時だけでなく、日常の情報入手手段として、「山梨市防災アプリ」の登録をお願いします。


災害時の情報入手だけでなく日常の防災無線内容の確認に

手順1.二次元コードにアクセスして、アプリをダウンロード
手順2.アプリを開きお住まいの地区を設定
防災無線・防災情報が発信されるとお持ちのスマートフォンに通知されます。(音が鳴ります。設定で変更ができます。)

問合せ:防災危機管理課防災危機管理担当
【電話】内線2443

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