■3回目 中性脂肪ってなに?
「中性脂肪」というと、何かと悪者扱いされることが多いのですが、実は、内臓や皮下に脂肪として蓄えられ、私たちのからだを外の寒さや衝撃から守り、食事に代わるエネルギー源として、体温を維持し、活動のエネルギーにする血液中の重要な成分の一つです。
では、なぜ、悪者扱いされがちなのでしょう?
血中の中性脂肪の量は、私たちがとる食事の内容や飲酒、運動不足、ストレスなどで変動します。私たちのまわりは、中性脂肪を上昇させる脂肪分の多いおいしい食品にあふれ、運動不足にもなりがちで、中性脂肪の値も上りがち。
◇健診を受けよう!
中性脂肪の値は、毎年市がおススメしている特定健診でわかります!
中性脂肪が血中に多いことが続くと、コレステロールなどとともに血管の壁に沈着して、血管を狭くしたり、血管をじわじわ固くしてしまい、いわゆる動脈硬化のリスクを高めてしまうのです。
NEXT:次回、中性脂肪の値を良い状態に保つためには…!?乞うご期待!
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