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【特集】アザレアタウン~暮らしを支え未来につなぐまちづくり

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

■アザレアタウンの現状
アザレアタウンは、山梨市駅と東山梨駅の中間に位置する地域で、市役所や商業施設・総合病院などが徒歩圏内にある利活用すべき大変重要な拠点です。
地域からは有効な土地利用を望む声が昭和の時代からありましたが、整備が進まず、大きな課題となっています。

■アザレアタウンの整備は 地域と行政が協働で進める事業
この地域の整備に向けて、平成30年度より、地域と市で協働してまちづくりを検討してきました。令和2年度には、地域の有志者を中心に設立した「まちづくりの会」と市でアザレアタウン整備構想を策定し、土地区画整理事業、街路事業、狭あい道路拡幅整備事業の3本の柱により整備していくこととなりました。
整備についても、土地区画整理事業はこの地域の地権者が作る組合で、街路事業は市で、狭あい道路拡幅整備事業は地域と市が協力して進めるなど、地域と行政が協働して進めていきます。

■アザレアタウン整備は本市の定住人口を創出する基盤づくり
アザレアタウン整備は、本市の人口ビジョン施策の一翼を担っています。この事業により、駅から約1kmの範囲に住環境が整った安全・安心な魅力ある市街地を整備することで、定住人口を創出する基盤を整えます。

■アザレアタウン整備構想の3本柱
(1)土地区画整理事業
計画的な住宅地整備と、にぎわいと共生の拠点整備を目的に、この地域の地権者で作る組合により、土地区画整理事業を行います。

(2)街路事業
都市の基盤となる道路の整備を目的として、アザレアタウンを南北、東西に通る2本の都市計画道路の整備事業を市が行います。

(3)狭あい道路拡幅整備事業
この地域の住環境の改善を目的に、狭小な生活道路の拡幅整備をします。地域が推進し、市が協力して整備を行います。

■アザレアタウン整備の進捗状況
現在、アザレアタウン重点地区準備委員会において、令和6年11月頃にこの地域の地権者で作る土地区画整理組合の設立を目指して準備を進めています。また、市では令和7年度に北中学校東通り線などの事業着手に向けて準備を進めています。

■用語解説~土地区画整理事業とは?
土地区画整理事業とは、道路、公園などの公共施設を整備・改善することで、土地の区画を整え、これまで以上に土地の利用増進を図る事業です。
事業区域の地権者から少しずつ提供された土地を、道路や水路などに整備するほか、第三者に販売するなどして事業費の一部を捻出します。

■アザレアタウン事業計画
アザレアタウンの整備は、3本柱である土地区画整理事業、街路事業、狭あい道路拡幅整備事業に、周辺整備を加えた主要の7つの事業と、それに関連した上水道整備と公共下水道整備の2事業によって構成されます。
事業期間は全体で、令和6年度から令和21年度までの16年間に及びます。また、概算の事業費は土地区画整理事業が約69億円、街路事業が約37億円、その他の事業が約17億円で、すべての事業を合わせ約123億円を見込んでいます。

これまでの経過や事業計画図など事業の詳細は市ホームページ内に掲載しています。


※令和6年6月時点の計画です。

問合せ:都市計画課まちづくり推進室
【電話】内線2244

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