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春の叙勲

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

令和6年度春の叙勲・危険業務従事者叙勲で栄誉を受けられた皆さんを紹介します。
ご受章おめでとうございます。

■警察 瑞宝双光章 竹川 健一(たけかわ けんいち)さん(小原東・70歳)
竹川さんは昭和53年に薬剤師の採用枠で県警に採用され、37年間、県内のあらゆる事件事故について、科学捜査の立場で携わりました。違法薬物の鑑定や血液分析などを行い、遺体の解剖に立ち会うこともあったそうです。
在職中、オウム真理教の捜査に関わったことがターニングポイントになったと語ります。「第7サティアンと呼ばれた教団施設内で色々なものを見て刺激を受け、もっと勉強しようと思った」ことから、科捜研で働きながら山梨医科大学(現・山梨大学医学部)に通い、7年間の努力の末、平成15年に県警で初めて医学博士の学位を取得しました。
平成24年からの2年間は科学捜査研究所長を務めました。「県民の安全安心のために尽力してきた。山梨県の科捜研のレベルを高めたい」という思いがあったと語ります。
受章にあたり、「想像もしていなかったことで大変驚いたが、支えてくれた先輩、後輩、家族に感謝したい」と思いを語ってくださいました。

■危険業務・警察 瑞宝双光章 平出 公夫(ひらいで きみお)さん(上石森・74歳)
平出さんは昭和44年に県警入りし、主に日下部警察署、石和警察署、県警本部などを歴任しました。平成23年に退職されるまでの41年間のうち、24年を交通警察部門(高速道路交通警察隊含む)で従事しました。
かつて県内の交通死亡者が100人を超える『交通戦争』と呼ばれる時代があり、交通事故の被害者やその家族はもちろん、加害者やその家族も同じように心を痛めていたことを挙げて、「交通事故を1件でも減らせるように」と、交通安全教育などに力を入れてきたと語ります。
受章にあたり、「長い間、仕事を理解し支えてくれた家族をはじめ、赴任先でお世話になった多くの皆様に感謝しています」と気持ちを語ってくれました。
また、「車を運転する際は、事故を起こさないよう注意して運転してほしい。横断しようとする歩行者を見かけたときは、そこに横断歩道がなくても、停止して歩行者を渡らせてあげてください」とアドバイスを頂きました。

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