
やまなし「ゼロカーボンシティ」宣言
山梨市は「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を目指します!
■vol.43「木質バイオマス」ってなに?
「バイオマス」とは、「再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料を除く)」と定義され、そのうち、木材に由来するものを「木質バイオマス」といいます。
面積の8割が森林である本市において、「木質バイオマス」は非常に期待できる再生可能エネルギーとして注目されています。
◆なぜ「木質バイオマス」が再生可能エネルギーなの?
木材は燃やすと二酸化炭素が放出されますが、木が成長する過程で二酸化炭素を吸収しています。また、伐採後に森林が再生されると、再び二酸化炭素を吸収するという考え方から、木材の利用はカーボンニュートラルです。また、適切な管理が行われれば、木材資源は持続的に生産することができます。
◆山梨市では何をやっているの?
◇補助金制度
市民の木質バイオマスの利活用を促すため、ペレットストーブや薪ストーブなどの設置に補助金を出しています。
※予算に限りあり。
◇資源循環の仕組みづくり
市では、11月から3月までの間、果樹の改植などに伴って伐採される木を集め、それを薪ストーブを利用する人々に提供しています。この取り組みは、農業従事者の負担を軽くし、野焼きを減らし、木質バイオマスを有効に活用することを目指しています。薪の提供者と利用者の両方にとってメリットのある活動です。
※要予約。
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