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自治体の皆さまへ

無意識の思い込み?アンコンシャスバイアスを考えよう

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

■男女共同参画(ジェンダー平等)特集
多様性を認め合う社会の実現に向けて

まずは、以下の職業の人をイメージしてみてください。

ぱっとイメージした瞬間、左側の人は男性、右側の人は女性が思い浮かびませんでしたか?

それ、性別によるアンコンシャスバイアス(=無意識の思い込み)かもしれません。

アンコンシャスバイアスは、誰もが自分の過去の経験や、暮らしている環境から自然に培われるもので、それ自体は問題ではありません。

大事なことは、思い込んでいることに気づくことです。

価値観や暮らしかたが多様になる中で、無意識の思い込みに気づかないでいると、知らないうちに相手を生きづらくさせてしまうだけでなく、自分の可能性を狭めることにも繋がるかもしれません。この機会に自分の日ごろの行動を振り返ってみましょう。

◇アンコンシャスバイアスを含んでいるかもしれない話し方の例
~こんな声掛けも、相手や状況によっては気になる言葉~
・やっぱり女の子はピンクが似合うよね!→”ピンクは女の子の色”という思い込み?
・(飲み会に来た母親に)子どもは誰かに見てもらっているの?→”子の面倒をみる=母親”という思い込み?
・男の子なんだから泣くな!→”男は強くあるべき””泣く人は弱い”という思い込み?
・キッチンの高さは奥さんの身長に合わせましょう→”料理は妻が担当”という思い込み?

会話の際、自分と相手では状況や認識が違うかもしれない、という前提にお互いが立つだけでも雰囲気は変わってきます。また、何か違和感を覚えた時こそ、相互理解に繋がるコミュニケーションのチャンスと思うことが、気持ちを楽にするヒントかもしれません。

■生涯学習フェスティバル共催 男女共同参画フォーラム
笑って考える「仕事・家事・育児の”あたりまえ”」
~家族みんなで気づいてみよう くらしの中の「無意識の思い込み」~
日時:2/22(土)13:30~15:00(受付時間12:45~13:20)
(当日は混雑が予想されます。早めにお越しください。)
場所:市民会館401会議室
定員:100人(お子さん、赤ちゃんも大歓迎)
来場者プレゼント:受験のお守り?!「東京大学ロゴ入りボールペン」
申込み:1/27(月)~2/20(木)
応募フォームまたは電話(【電話】22-1111 内線2373)
主催:山梨市、山梨市男女共同参画推進委員会
講師:瀬地山 角(せちやま かく)氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)
2人のお子さんのため、10年間保育園の送迎や毎日の夕食づくりを担当し、子連れでの渡米や父子家庭も経験。そんな瀬地山さんの「無意識の思い込み」についてのお話は、家族みんなで聞くことをおすすめします。
「世界一受けたい授業」で東大人気No.1講義に選ばれた講師

問合せ:地域資源開発課交流促進担当
内線2373

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