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自治体の皆さまへ

シリーズ男女共同参画 輝く笑顔いちかわみさとVol.163

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山梨県市川三郷町

■誰もが自分らしく生きる
令和5年度は、私が市川三郷町男女共同参画推進委員として活動を始めて4年目の年となります。
新型コロナウイルスの影響により、予定されていたイベントは中止となってしまったものもあり、委員としての活動も思うようにできていない状況が続いていました。
しかし、5月から新型コロナウイルスが5類感染症に位置付けられ、WHOも緊急事態宣言を終了すると発表しました。本年度は、フォーラム等各種イベントの開催を期待しています。
先日行われたシンポジウム「アンコンシャス・バイアス」に参加した時、20代の頃友人の出産祝いに男児が誕生したら水色、女児が誕生したらピンクの洋服を、性別がわからない時は、白又は黄色の洋服を無意識にプレゼントしていたのを思い出しました。
今なら「なんて思い込みをしていたんだろう」と思うのですが、こういった思い込みが『アンコンシャス・バイアス』だということをこの活動を通して学ぶことができました。
ほかにも、警察官や消防士は男、看護師や保育士は女など、自分でも気付かないうちに「男性はこうあるべき」「女性はこういうもの」という思い込みや決めつけを持ってしまうことがあります。
アンコンシャス・バイアス自体、誰もが持つもので、一概に悪いこととは思いません。
問題は、気づかないうちに、「決めつけ」「押しつけ」によって人を傷つけたりしてしまう事です。まずは自分の中に無意識の思い込みや偏見があるのかを探ってみることからはじめてもいいかと思います。
誰もが「自分らしく」生き、性別にかかわりなく、個性と能力を発揮しながらお互い支え合っていければ、生きやすく、暮らしやすい社会をつくっていくことができるのではないでしょうか。

市川三郷町男女共同参画
推進委員 海宝恵

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