こんにちは保健師です

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■お肌の天敵?免疫力アップ?紫外線はメリットもある!
日差しが強くなる季節は、紫外線が気になる方も多いのではないでしょうか。
紫外線は日焼けやシミ・シワなどの原因となるため、お肌の天敵として悪影響ばかり注目されていますが、実は心や体にとって良い効果もあるのです。

◇紫外線を浴びることのメリット
(1)ビタミンDがつくられる
人間の身体は、日光を浴びることによってビタミンDを生成します。ビタミンDは、カルシウムの吸収を良くする働きや、免疫力を向上させる効果があります。
(2)セロトニンが分泌される
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、自律神経を整えてくれる効果があり、リラックス効果やストレス解消、睡眠の質を上げる効果などが期待できます。
これらのほかにも、太陽の光には体内時計を整えてくれる効果があるため、心地よい1日をスタートすることができるでしょう。

◇ただし、日常の紫外線対策は万全に
紫外線にはメリットもありますが、必要以上に浴びてしまうと日焼けしたり、白内障のリスクが高まることもありますので、過度に紫外線を浴びない対策も必要です。
(1)紫外線量の少ない時間に外出する
午前10時から午後2時が最も紫外線が多いと言われています。この時間帯を避けて外出することが、紫外線対策にもなります。
(2)紫外線対策グッズを活用する
外出時は帽子や日傘、サングラスなどを活用しましょう。紫外線防御効果のある生地を使った洋服を着ることもおすすめです。
(3)日焼け止めを塗る
日焼け止めは直接肌を守ることができます。時間の経過とともに効果が薄れたり、汗で流れてしまうこともあるので、こまめに塗り直すことがポイントです。

◇紫外線と上手に付き合うことが大切です
紫外線は目に見えませんが、テレビの気象情報や気象庁ホームページで紫外線情報が紹介されていますので参考にして下さい。紫外線のメリット・デメリットを理解し、良い効果は上手に取り入れていきましょう。
(保健師・樋川佳惠)