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こんにちは助産師です

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山梨県市川三郷町

■子どもの熱中症に気をつけて!!
熱中症は、暑さにより体温の調節が働かなくなり、体内に熱がこもることで症状が出てきます。屋外に限らず、屋内においても発症する危険があり、大人よりも子どもの方が熱中症になりやすいといわれています。
子どもに見られる症状として、元気がない、ふらふらしている、唇や舌、口の中が渇いている、不機嫌、泣き止まない、熱感、吐き気、嘔吐、尿が少ない(出ない)などがあります。

◇子どもが熱中症になりやすいのはなぜ?
子どもは、体温を調節する機能が未熟なことのほかに、背が低い、ベビーカーに乗る、など、大人よりも地面に近い環境にいるため、地表から照り返す熱を受けやすいです。

◇子どもの熱中症を予防するために、以下のことを実践してみましょう!
(1)室温28度、湿度60%を目安に調整しましょう。
(2)通気性の良い衣類を選びましょう。
(3)外出時は帽子や日よけなどの対策をしましょう。
(4)のどが渇いていなくても、こまめな水分補給と休憩をとりましょう。(離乳食開始前のお子さんは水分補給に母乳やミルクをあげましょう。)
(5)睡眠・栄養など日頃から体調に気を付けましょう。
(6)直射日光を避け、涼しい場所で過ごしましょう。(子育て支援センター、児童館の利用などもお勧めです!)
(7)子どもの体の様子をよく観察しましょう。(急に気温や湿度が上がった時、遊びに熱中している時や眠っている時など、汗をたくさんかきやすいです。)
(8)短時間でも1人で車内で待たせることはやめましょう。(車内は、短時間で温度が上昇し、とても危険!防犯面でも好ましくありません。)

子どもは暑さや体の不調を自分の言葉で十分に伝えることができません。いつもと違う様子がないか、まわりの大人が気にかけてあげることがとても大切です。熱中症対策で、子どもも大人も楽しくand安全に夏を過ごしましょう!
(助産師・鈴木成美)

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