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自治体の皆さまへ

町長コラム Vol.11

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山梨県市川三郷町

■事務事業の抜本的見直しと将来への投資の両立
世界的指揮者小澤征爾様が令和6年2月に御逝去されました。
故人は、令和元年10月、父・小澤開作さんの出身地が市川三郷町(旧高田村)であるというゆかりから名誉町民となられました。
世界のオザワとしてのご活躍は、町民の誇りです。ここに改めて御生前の御功績に対し、深く敬意を表しますとともに、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

さて、4月から令和6年度が始まりました。
昨年度を振り返ると、新しい時代に対応した「持続可能な市川三郷町」に向け、行財政改革に大きく舵を切った1年となりました。
9⽉19日には「財政非常事態宣言」を発出し、議員各位ならびに町⺠の皆さまと財政状況の認識を共有するとともに、ピンチをチャンスに変える反転攻勢の転換点として、財政健全化に向けた抜本的・集中的な取り組みのスタートの年とすることを宣言いたしました。

12⽉には、現時点での本町の最高位の計画である「行財政改革推進計画」を策定・公表しました。「行財政改革の推進は明るい未来に一歩近づく」この計画は、町民の皆さまと作った財政非常事態「突破」計画であります。
令和6年度は、行財政改革推進計画を着実に実行する1年となります。その中には大同出張所の廃止や国保診療所の診察体制の見直しなど、ご不便をおかけする面もあります。しかし、事務事業の抜本的見直しによって得られた縮減経費をもとに、将来への投資を積極的に展開していきます。
地域を愛し、地域を誇り、住んでいる意義を町⺠の皆さまとともに実感できるような町に、そして新たな時代に対応した「持続可能な市川三郷町」の実現を強く意識し、町政運営を行ってまいります。

行財政改革の取り組み、3月議案提出に対する私の考えはこちらをご覧下さい(町ホームページ)

問合せ:町総務課行財政改革推進係
【電話】055-272-1102

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